川越少年刑務所(埼玉県川越市)は6日、同じ部屋に入所している20代の男性受刑者に水約15リットルを無理やり飲ませたとして、強要の疑いで、20代の受刑者の男4人をさいたま地検川越支部に書類送検したと公表した。 同刑務所によると、4人は1月16日、室内で約4時間にわたり、男性にやかんの水10杯(約15リットル)をコップにつがせ「飲め」などと脅し、飲ませた疑い。 翌朝、巡回中の刑務官が男性が意識を失っているのを発見し、病院に搬送。「水の大量摂取による意識障害」と診断された。現在は回復している。 刑務所の調べに4人は「日ごろから男性に暴行を振るっており、エスカレートしてしまった」と話しているという。