各グループの計画停電の実施延べ世帯数 東京電力が、管内を5グループに分けて実施している計画停電(輪番停電)で、グループ間で実際に停電した延べ世帯数に2倍超の差が出ている。東電には利用者から「不公平」との苦情も寄せられているが、東電は「次第に回数は均等になる」と説明している。 14〜18日に実施した計画停電では、停電世帯が最も多かったのが「第1グループ」で延べ1207万世帯。最少の「第4グループ」は延べ503万世帯だった。需要が低かった時間帯には停電が見送られるなどした一方で、1日に2度の停電を強いられたグループがあって差が出た。 各グループの世帯数はそれぞれ200万〜305万世帯で、東電は「なるべくならして設定」していた。 また、もともと東京23区の大部分は停電対象からはずされている。不公平感が出ないよう東電は、23区も細かく区分けして計画に組み込めないか検討したようだが、現段階で