タグ

ブックマーク / uumin3.hatenadiary.org (9)

  • 2008-12-15 - uumin3の日記 : 新卒採用が無くならない理由?

    【断 中村文則】タメ口、使えますか?(MSN産経) 先日、フリーターをしている友人とお酒を飲んだ。「年下の正社員に、タメ口を使われるのがジャブのようにこたえる」。笑いながらだったが、彼は結構つらそうだった。あるチェーン店の飲店でバイトをする彼は、入社してくる新入社員達にタメ口を使われるという。彼らは、社員には敬語だが、自分より前から働き、彼らより当然仕事が出来、かつ年上の彼に、タメ口を使う。彼以外の年上のアルバイトに対しても、そうらしい。(以下略) (2008.12.14) 確かにここで語られる「年下の正社員」たちの態度は褒められたものではないと感じますが、年上の側の「つらさ」の感じ方には日企業が新卒採用を続けようとする理由の一つが隠れているような気もします。 それは「長幼の序」といいますか、学校生活などで染みついた「年上の人には敬語を使ってしかるべき」という感覚と、それが破られた(年

    2008-12-15 - uumin3の日記 : 新卒採用が無くならない理由?
  • 原武史『滝山コミューン一九七四』 - uumin3の日記

    前評判の時からちょっと触れていたこのを、夕べ読み始めて昼過ぎに読み終えました。今とは全く異なった時代感覚の中をふらふらした気分です。またある程度の懐かしさと同時に、集団と個人の問題の重苦しさにあてられ続けた感もあります…。 話を、あさっての方向から始めてみたいと思います。つい最近話題になっていたあるブロガーの問題に関してそれなりに興味を持って追っていた私は、nitinoさん@うどんこ天気の「愛と友情のブログスフィア罵倒ダメ☆ゼッタイ×ナンデスッテ・マップ」にたどり着きました。そこでまず掲げられた図に思ったのは、「何でここに全体主義?」という疑問でした。 nitinoさんが描かれたのは、あるブロガーの行為についてそれぞれどう関わるか・どう思うかのスタンスを、政治的立場チェックの表のように二つの軸を使って座標平面上でわかりやすく見せようとした図です。縦軸が「罵倒表現への判断軸」となっていて、

    原武史『滝山コミューン一九七四』 - uumin3の日記
  • uumin3の日記:韓国における反日

    親日派:子孫の財産4億6000万円没収を決定(朝鮮日報日語版) という話題が注目されていますが、なぜ韓国がこういうことをするのかということについて以前考えていたことを書いておきます*1。 韓国(朝鮮)が国民国家になってきたのは、日韓併合以降のことです。それ以前の前近代的身分制国家では「近代的国民」と呼べる存在がいなかったか、いてもごく少数でした。国民国家の萌芽的状態だったのです。また同様に、国民国家統合の一つのモチーフとなるべき「民族」はほとんど意識されていなかったのではないかと考えられます。 日による統治によって逆説的にも国民意識や民族意識に目覚めてきた彼らには、すでにその段階から「併合されている」という状態がありました。その時に彼らが進むべき道は「そのまま日人になってしまう」か「日を排除して独立国となる」かの二つの選択肢としてありましたが、前者の道は日の敗戦によって中断され、

    uumin3の日記:韓国における反日
  • 2007-05-01

    世の中には何につけ「基礎」というものが大事で、基礎をやらずに応用はできないとか固く信じている人が多いように思えます。特に自分の知らない分野のこととか、お勉強関連についてそう思っている人が意外にも多いと見えるのです。私が一番そう感じたのは、学部の時から数年間やらせてもらった中学生相手の学習塾の講師の時だったかもしれません。父兄の方々とたまにお話すると、必ず皆さん「基礎をお願いします」とか「ちゃんと基礎が身につけば」とかいう話ばかり。どちらかというとばりばり進学のための塾というより補習目的で子どもたちが通っていた塾でしたから、まあそうおっしゃる方が多かったのは当然かもしれませんけど。そしてそういう方々には「大丈夫ですよ」と優しくこたえていた「人が悪い」自分がいました。 当は私は基礎がどうのこうのというのにあまり関心もありませんでした。それこそ基礎の基礎、漢字を覚えるとかアルファベットを覚える

    2007-05-01
  • 2007-04-18

    G★RDIASでkanjinaiさんが新しいエントリーを立てられました ホームレスの人を助けなかった私 これはx000000000さんの例示とはかなり違ったシチュエーションです。「x000000000さんのエントリーに発する論争を腑分けするための…第一歩」とされていますが、ここからどう遥か遠いところまで歩まれるのでしょうか。興味は湧きます。 正面からこの問いに答えますと、これは自分だったら少なくとも声をかけるところです。大阪の冬の夜でも人は死ぬかもしれません。コメント欄でkanjinaiさんは 私自身は、「間接的であれ、加担した」という思いをぬぐい去ることはできません。寝てたかもしれないし、目の前で死んだわけでもないし、次の日に元気だったかもしれない、から加担したとは言えない、というふうに自分に言い聞かせることはできます。が、それで納得してない自分がいます。 とおっしゃっておられますが、後

    2007-04-18
  • リベラルと保守派 - uumin3の日記

    ちょっと面白い記事がありました。 リベラルと保守派「逆だった。驚きだ」と調査の米教授 リベラル派は保守派より寄付額が少なく、弱者の困窮にも見て見ぬふりをする傾向がある―。米シラキュース大のアーサー・ブルックス教授が米国の寄付に関し、「保守派は思いやりがなく、リベラル派は弱者に優しい」という〝常識〟を覆す調査結果をまとめ、出版した。 (中略)教授が寄付と政治信条に関する各種統計を分析した結果、(1)代表的なリベラル都市であるサンフランシスコの市民は、保守的なサウスダコタ州の市民より平均して収入が78%も多いが、年間の寄付は同額(2)寄付額が全米平均より多いほぼ全州で、共和党候補が大統領選で勝っている(3)ボランティア活動への参加についても、全米で保守派がリベラル派より多い−などが分かった。 寄付をする人の多くは宗教心を持ち、政府の補助制度より自発的な助け合いを重視し、家庭を築き、起業家精神を

    リベラルと保守派 - uumin3の日記
  • uumin3の日記 - サヨクと言いウヨクと言うも…

    作家の高橋三千綱さんが数日前のあるエッセイで次のように語られていました。 (前略) わかりやすくいうと検事の場合、目の前にいる被疑者が無罪を主張すれば、てめえは嘘をついているだろう、と追及する立場である。つまり、疑心暗鬼なのである。 でも、弁護士の立場でいえば、目の前にいる人がわたしは無罪であるといえば、それをそのまま信じて、法廷でその無罪を主張する者である。 前書きが長くなった。わたしが弁護士の立場といったのは、目の前で喋っている人に対して、一切の疑念を挟まない者であるといいたかったからである。嘘をついているとか、格好をつけているとか一切の疑念を挟まないし、わたしの批判を介入させるものではない。 (後略) 高橋氏のエッセイの内容とは全く関係ないのですが、これを読んでふと思いつきました。 サヨクとは、国とか政府とか既存の権威・保守的立場の存在を検事の目で見ている人たち ではないかと。 そし

    uumin3の日記 - サヨクと言いウヨクと言うも…
  • 日の丸裁判雑考 - uumin3の日記

    今日は忙しく、七時のNHKニュースを見て初めて知ったのですが、国旗掲揚の時の不起立に対する処分に否定的かつその命令は違憲という地裁判断がでたそうですね。 国旗掲揚時の起立強制は違憲、地裁が都に賠償命じる 「日の丸裁判」で勝訴し、会見する尾山弁護士(中央)ら(東京・千代田区で) 入学式や卒業式の国歌斉唱の際、教職員は国旗に向かって起立しなければならないなどとした東京都教育委員会の通達は違法だとして、都立学校の教職員ら401人が、都と都教委を相手取り、通達に従う義務がないことの確認や損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。 難波孝一裁判長は、「通達や都教委の指導は、思想・良心の自由を保証した憲法に違反する」との違憲判断を示した。その上で、「教職員は国旗に向かって起立し、国歌斉唱する義務はない」と述べ、退職者32人を除き、起立や国歌斉唱の義務のないことや、処分の禁止などを認めた。

    日の丸裁判雑考 - uumin3の日記
  • 吉本隆明インタビュー「戦争について」 - uumin3の日記

    このインタビューは、『現代思想』1975, 4, VOL.3-4に掲載されていたものです(pp.15-29)。インタビューのお題は「歴史と宗教」。その中から興味深かった「戦争について」の項の4分の3ほどを引きます(pp.22-23)。 戦争について ――補足して伺いたいと思います。さきほどの内ゲバの問題で、身体と観念が共同性の構造においては転倒されているということを理解していないからそれがおこるのではないかと指摘されました。ところで、個人的に人を殺すのはいやであるから、戦争はいやだという論理がありますが、この論理も、同様に、共同性においては身体と観念が転倒されているということを理解していないといえますでしょうか。 言えると思いますね。もしも、人を殺すのがいやだから大量殺戮である戦争はいやだという論理で現実に戦争が消滅するなら、それは簡単な算術問題になりますよ。一プラス一は二という問題になる

    吉本隆明インタビュー「戦争について」 - uumin3の日記
    westerndog
    westerndog 2006/08/21
    「戦争が起る要因は、そういう個々の人々の、人を殺すのはいやだとかいう倫理的次元とはまったく関係がない。」
  • 1