防犯カメラなど、ビデオサーベイランスで最も重要な鍵となる「人およびその動作の自動認識」の新方式を開発した。これは、これまで2次元の静止画像に対して開発した高次局所自己相関(HLAC)特徴抽出を用いた適応学習型認識方式を、動画像にまで拡張したもので、非常に汎用的で高速・高精度であることが特長である。 パターン認識と学習、画像処理、多変量解析など、知能情報処理の理論と応用の研究に従事。旧通産省のRWC(Real World Computing: 実世界情報処理)プロジェクト(1992-2001)の策定と推進を行った。その延長として、現在、「高度ビデオサーベイランス(文部科学省都市エリア産学官連携促進事業)」、「交通事故対策技術(科学技術振興調整費・重要課題解決型研究等の推進)」、東京大学大学院情報理工学系研究科の「実世界情報システム(21世紀COEプログラム)」などのプロジェクトの推進と研究を