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ブックマーク / www.aist.go.jp (11)

  • 産総研:若手人材によるディープテック研究開発「覚醒プロジェクト」の採択者決定!

    AI技術やバイオインフォマティクスを活用し、社会課題解決に挑む独創的な研究開発を実施 大学院生などによる11件の研究テーマを採択 12月よりプロジェクトマネージャーの指導に沿って研究開発を開始 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、「産総研」という)では、「ディープテック分野の高度研究人材」を支援・育成する事業として、「覚醒プロジェクト」を創設しました。 年度は、AI技術やバイオインフォマティクスを活用して社会課題解決を目指す研究開発テーマを募集し、プロジェクトマネージャー(PM)等による厳正な審査の結果、先進的で独創的な11件(総数18名)の研究開発テーマを採択しました。 採択されたテーマの研究実施者は、担当PM、スーパーバイザー(SV)の伴走支援を受けながら、2024年7月末まで研究を推進します。 【採択された研究テーマ、研究実施者、担当PM】 研究実施者 所属 研究テーマ 担

  • 産総研:主な研究成果 歌声合成パラメーター推定技術 VocaListener(ボーカリスナー)を実現

    −『歌う』ことによって、より自然なニュアンスで歌声が合成できる− 情報技術研究部門 後藤 真孝 E-mail: 情報技術研究部門 中野 倫靖 E-mail: ポイント 「このように歌わせたい」と歌ってVocaListenerに入力すれば、そのニュアンスをまねた歌声が合成可能 従来のように歌声合成パラメーターを人手で長時間調整せずに、人間らしい自然な歌声を誰でも容易に合成できる 歌声合成ソフトウェアやその音源(歌手の声)を切り替えても自動的に同じ歌い方で合成可能 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)情報技術研究部門【研究部門長 関口 智嗣】メディアインタラクション研究グループ 後藤 真孝 研究グループ長、中野 倫靖 特別研究員は、歌声合成ソフトウェアの合成パラメーターを、歌唱の事例とその歌詞を与えるだけで調整できるソフトウェア技術

  • 産総研:カーボンナノ構造体を利用した可搬型X線源を開発

    X線検査装置は、医療診断、構造物の非破壊検査、工業製品の検査、空港等の手荷物・貨物検査など様々な分野で利用されており、安心・安全な社会の実現のためには今後も利用機会が増えると予想される。これらに用いられているX線源は、ヒーターやフィラメントを使って電子を陰極から放出し、陽極のターゲットに入射させてX線を出す方式であり、陰極が一定温度になるまで長時間を要するため、起動時間が長く、また、X線を発生していない時もヒーターに電力を供給するため電力消費が大きい。また、長時間の通電によるヒーター・フィラメントの劣化などの問題がある。特に非破壊検査や医療診断などの可搬性能が望まれる用途場面では、起動時間や電力消費のために利用範囲が制限されていた。 計測フロンティア研究部門では、省エネ型電子加速器の開発および高エネルギーX線の利用研究を行ってきており、2007年には乾電池駆動の電子加速器・高エネルギーX線

  • 産総研:人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功

    リアルな頭部と日人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発 人間に近い動作や音声認識にもとづく応答を実現 エンターテインメント分野や人間シミュレーターとして機器評価への応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 平井 成興】ヒューマノイド研究グループ 梶田 秀司 研究グループ長らは、人間に近い外観・形態を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、音声認識などを用いて人間とインタラクションできるヒューマノイドロボット(サイバネティックヒューマン、以下「HRP-4C」という)を開発した。 HRP-4Cは、身長158cm、体重43kg(バッテリー含む)で、関節位置や寸法は日人青年女性の平均値を参考に、人間に近い外観を実現した。歩行動作や全身動作はモーションキャプチャーで計測した人間の歩行動作や全身動作を参考にし

  • 産総研「若手研究人材の正規就業支援事業」

    第二次補正予算「若手研究人材の正規就業支援事業」の実施ならびに契約職員募集のお知らせ 1.事業概要  博士号取得者(ポスドク)の正規就業を促進する観点から、ポスドクに対して汎用的能力を高める研修を行った上で、産総研と企業との共同研究等に当該企業への正規就業を視野に入れて活用することで、当該ポスドクの正規就業に結びつける取り組みを実施いたします。さらに学士、修士号を取得した若年研究人材に対しても、研究支援者としてOn The Job Training (OJT)1)等の訓練を行い、正規就業に結びつける取り組みを実施いたします。ただし、事業の実施は第二次補正予算成立が前提となります。 2.実施する事業 産総研は、平成20年度第二次補正予算「若手研究人材の正規就業支援事業」として、平成20年度に開講したポスドクを対象とした「産総研イノベーションスクール」2)と、平成17年度より若手研究人材を

  • 産総研:二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功

    二酸化炭素から作るプラスチックの複合化により2.4 GPaの弾性率を有する高性能材料を開発 ポリエチレン、ポリプロピレン等化石資源由来プラスチックの代替材料として普及可能 国内外で大量に排出されるCO2の固定化・利用技術として、地球温暖化対策への貢献に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 南 信次】ナノ構造制御マテリアルグループ 清水 博 研究グループ長とLi Yongjin研究員は、二酸化炭素(CO2)を原料とするプラスチック(脂肪族ポリカーボネート)に他のプラスチックをブレンド、複合化することにより、実用には程遠かった弾性率や強度などの力学的性能を大幅に向上させることに成功した。脂肪族ポリカーボネートのうち、特に、CO2とプロピレンオキシドから作られるポリ(プロピレンカーボネート)(PPC)を、他のプラ

  • 産総研:主な研究成果 10個のアミノ酸からなる人工タンパク質の結晶構造を解明

    わずか10個のアミノ酸からなる分子が結晶化することを発見 結晶中と溶液中での分子の立体構造を決定し、シミュレーションにより動的構造分布を解明 不明瞭であったタンパク質の物質科学的定義に関して、「理想タンパク質」という概念を提案 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生物機能工学研究部門【研究部門長 巌倉 正寛】分子細胞育種研究グループ 田 真也 研究グループ長らは、 旧 生物情報解析研究センター 分子機構解析チーム 秋葉 俊彦 元招へい研究員、生命情報工学研究センター 分子機能計算チーム 関嶋 政和 研究員らと共同で、10個のアミノ酸からなる新規タンパク質CLN025を合成し、結晶中と溶液中での立体構造を決定した(図1)。さらに計算機シミュレーションによって立体構造の動的な分布について解析し、わずか10個のアミノ酸からなる分子でも固有の立体構造をと

  • 産総研:プレス・リリース 産総研における不適切な手続きによる支出等について

    この度、産総研は、不適切な手続きに基づく支出等が行われているという情報に基づき、調査を進めてきた結果、その事実を確認しました。これは、研究費の適正な管理が求められている中で、社会的信用を損なう行為であり、まことに遺憾です。  これまで、産総研は、競争的資金等の適正執行の確保に向けた取り組みを進め、職員等への周知徹底を図ってきたところですが、このような事態を招きましたことは大変残念であり、深くお詫び申し上げます。  日までに、関係機関へお詫びとご報告を行うとともに、このような行為に関係した研究者に対し厳正な処分を行いました。また、今後は関係機関の調査に誠意を持って協力し、研究費の返還等について対応してまいります。  このような行為を把握、抑止できなかった現在の管理体制についても見直しを行い、再発防止を徹底することにより、一刻も早く国民からの信頼を回復できるよう努力いたします。 産業技術総合

  • 産総研:有機ナノチューブで内径50nmのナノピペット作製に成功

    有機ナノチューブ(内径50 nm)をマイクロマニピュレーション技術によりガラス製マイクロピペット(内径1,800 nm)の先端に固定 市販極微量ピペット注入システムの百分の1~一万分の1量の溶液噴出が可能に 単一細胞内への有用物質の超極微量注入・吸引による医療応用や分析応用に期待 国立大学法人 名古屋大学【総長 平野 眞一】(以下「名古屋大学」という)大学院工学研究科【研究科長 小野木 克明】マイクロ・ナノシステム工学専攻 福田 敏男 教授の研究グループと、国立大学法人 東北大学【総長 井上 明久】(以下「東北大学」という)大学院工学研究科【研究科長 内田 龍男】バイオロボティクス専攻 新井 史人 教授、および独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)界面ナノアーキテクトニクス研究センター 清水 敏美 研究センター長と高軸比ナノ構造組織化研究チームは共同

  • 産総研 TODAY 2005.10 VOL.5-10

    防犯カメラなど、ビデオサーベイランスで最も重要な鍵となる「人およびその動作の自動認識」の新方式を開発した。これは、これまで2次元の静止画像に対して開発した高次局所自己相関(HLAC)特徴抽出を用いた適応学習型認識方式を、動画像にまで拡張したもので、非常に汎用的で高速・高精度であることが特長である。 パターン認識と学習、画像処理、多変量解析など、知能情報処理の理論と応用の研究に従事。旧通産省のRWC(Real World Computing: 実世界情報処理)プロジェクト(1992-2001)の策定と推進を行った。その延長として、現在、「高度ビデオサーベイランス(文部科学省都市エリア産学官連携促進事業)」、「交通事故対策技術(科学技術振興調整費・重要課題解決型研究等の推進)」、東京大学大学院情報理工学系研究科の「実世界情報システム(21世紀COEプログラム)」などのプロジェクトの推進と研究を

    westerndog
    westerndog 2007/05/01
    「人およびその動作の自動認識」の研究。柏駅東口監視カメラ関連。
  • 産総研:無色透明になる調光ミラー用薄膜材料を開発

    透明な状態、あるいは鏡の状態に切り替えのできる調光ミラーをマグネシウム・チタン系の薄膜材料で実現。 大きさ60cm×70cmの調光ミラー窓ガラスを試作し、スイッチング動作を確認。 建物や乗り物の窓材として用いて、冷房に掛かるエネルギーを30%以上節約することが可能に。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)サステナブルマテリアル研究部門【部門長 中村 守】環境応答機能薄膜研究グループ 吉村 和記 研究グループ長、包 山虎 産総研特別研究員は、鏡の状態あるいは無色透明な状態にスイッチングできる新しい調光ミラー用薄膜材料を開発した。 これまで調光ミラー特性を持つ薄膜としては、マグネシウム・ニッケル合金薄膜などが研究されてきたが、いずれも透明時において少し黄色を帯びており、建物や乗り物のガラスでは黄色系統の色は好まれないため、これが実用化への障害になってい

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