2023年6月22日のブックマーク (5件)

  • 儲からない商売の「まちがった値決め」について。

    ラーメン店の潰れ方が、ちょっとシャレにならない。 「飲店ドットコム」の調査によると、1年以内の廃業率は30%、3年以内の廃業率では実に60%を超えるそうだ*1。 一般法人の起業5年後の生存率が80%を超えることに比べると*2、もはや特殊事情を疑うレベルである。 しかしなぜ、ラーメン店をはじめとした、一部外の廃業率はこんなに高いのだろう。 参入障壁が低いので、経営者の認識が甘い、ということなのだろうか。 あるいは、過当競争で店が多すぎるのか。もしくは新しさを出しづらいので、埋没が早いのか…。 中には、とても美味しいのにすぐに潰れてしまう店があるので、当に不思議な業界である。 そもそも論として、ラーメンは安すぎる。 あれだけの手間暇をかけた一杯が概ね1,000円以下でべられるなど、はじめから成功するわけがないというものだ。 そしてそれが定着してしまっているので、例えば1,500円以上の

    儲からない商売の「まちがった値決め」について。
  • ピケティも称賛する若き経済学者が提唱─従業員に権力を与える「職場の民主主義」とは | いまの企業は「慈悲のある独裁状態」だ

    ダニエル・チャンドラーは新著『自由と平等』で、格差のない社会を実現するために、企業内のヒエラルキーを見直し、従業員により多くの権限を与えるべきだと訴える。『21世紀の資』で知られるトマ・ピケティや、ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・センらに高く評価された気鋭の経済学者を、英紙が取材した。 企業を動かしているのは、誰か? コロナ禍が落ち着いた後、「柔軟な働き方を求める従業員の声に応え、自由主義的な価値観を擁護しなければならない。従業員のメンタルヘルスや、個人的な事情に配慮する必要もある」と嘆く経営者は多い。ミレニアル世代やZ世代はこうしたことを企業に期待するからだ。 だが、経済学者のダニエル・チャンドラー(37)に言わせれば、このような要求を聞き入れてもらえるのはホワイトカラーの高給取りのみだという。 英国企業の場合、権限を握っているのはたいてい経営のトップだ。ドイツやフランスでは、企

    ピケティも称賛する若き経済学者が提唱─従業員に権力を与える「職場の民主主義」とは | いまの企業は「慈悲のある独裁状態」だ
  • 現代における”東京都町田市”と神奈川県のつながり – 株式会社東急総合研究所

    町田市をご存知だろうか。東京都と神奈川県の県境に位置し、北を除く3方向が神奈川県に囲まれていることが大きな特徴だ(図1)。また、市の中心であるはずの町田駅はすぐ近くに県境があり、それゆえ「神奈川県町田市」と称されてしまうことも少なくない。しかし行政区分上、正式には東京都に属している。なお東急グループとも無縁ではなく、東急田園都市線のうち3駅は町田市に所在するほか、2019年にオープンした南町田グランベリーパークは町田市の南部に位置する。 図1 町田市周辺図 ※国土数値情報のデータを加工して筆者作成 2022年6月11日には、NHKの有名番組である『ブラタモリ』にて町田が取り上げられた。私も視聴したが、町田市および神奈川県含む周辺地域について歴史的な観点と地形・地質の観点から詳細に説明されており、大変勉強になった。一方、現代においては町田市と神奈川県のつながりはきっと強いものと思われるが、そ

  • 「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 「それって、エビデンスはあるんですか?」 「その意見って、あなたの主観ではないですか?」 「客観的な意見を言ってもらえますか?」 ・ ・ ・ 村上靖彦著「客観性の落とし穴」を読みました。冒頭述かかげたように、現代社会では「エビデンス」「主観・客観」といった言葉が、ひとびとのあいだで、日常的にやりとりされています。肌感覚で恐縮ですが、どうも現在の日社会には、何も考えずに「客観性=数字=良い」と考える「エビデンスオヤジ」や「客観性オヤジ」が10万人くらい跳梁跋扈しているような気がします。 鬼の首をとったかのように・・・ 「それって、エビデンスはあるんですか?」 「その意見って、あなたの主観ではないですか?」 「客観的な意見を言ってもらえますか?」 ・

    「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
  • タイタニック号の付近で行方不明になった観光用潜水艇は開発初期の段階から安全性が疑問視されていた

    1912年に沈没した豪華客船「タイタニック号」の沈没地点を目指していたものの、2023年6月19日に消息を絶った観光用潜水艇「タイタン」は開発段階から安全性が懸念され、当時の従業員が親会社であるOceanGate Expeditionsに対して何度も危険性を訴えるも無視され続けていたことが元従業員の告発で明らかになっています。 Missing Titanic Sub Once Faced Massive Lawsuit Over Depths It Could Safely Travel To | The New Republic https://newrepublic.com/post/173802/missing-titanic-sub-faced-lawsuit-depths-safely-travel-oceangate Submarine missing near Titanic

    タイタニック号の付近で行方不明になった観光用潜水艇は開発初期の段階から安全性が疑問視されていた