つい先日のこと。 ベンチャーキャピタルで働く知人から、スタートアップ界隈で働く若手、とくに新卒の変化について聞いた。 すると彼は、 「最近は、高学歴の学生、例えば東大生や京大生が、旧来の日系大企業を選択せず、ベンチャーやスタートアップに行きたがる」 と言っていた。 確かに、この手の話は最近ちらほら見るようになった。 日本企業を蝕む”上から目線”という深刻な病気 東京大学の学生たち。東大生といっても、毎年3000人も入学すればピンきりですから、グローバルな活躍が期待できるほど優秀な学生は数百人でしょう。 その数百人は、どこで働こうとしているか。 日本の大企業を挙げるのは少数派です。 とくに、天才と呼ぶべき“知的ギフテッド”な若者たちは、いまやスタートアップしか考えていません。そのほかは、ほぼ眼中にない。 自分で起業する、もしくは、設立数年のスタートアップ企業に入る。「自分の才能を確実に活かせ