宮崎県宮崎市の「平和台公園」に、「平和の塔」という巨大なモニュメントがある。当時の宮崎県知事の提唱を受けて1940年に建設され、1964年の東京オリンピックでは国内聖火リレー第2コースの起点となった。 設計した彫刻家の日名子実三は、日本サッカー協会のシンボル「八咫烏」をデザインしたことでも知られている。 JFAの概要|JFA|日本サッカー協会 ボールを押さえている三本足の烏は、中国の古典にある三足烏と呼ばれるもので、日の神=太陽をシンボル化したものです。日本では、神武天皇御東征のとき、八咫烏(やたがらす)が天皇の軍隊を道案内をしたということもあり、烏には親しみがありました。 しかし1940年、つまり皇紀2600年に合わせて公的に完成した巨大モニュメントが、現在の観点から平和的な目的で建設されたと考えることは難しい。 宮崎市観光協会の平和台公園紹介ページに写真が載せられているが、その前面に「