▲マルバハネゴケ(おそらく)。雪解け水がしたたって緑がきらめく。奈良県天川村にて 確定申告も片付き、ほっとしていたらもう3月も下旬に入るところ。 今年のご近所は、スミレ、ジンチョウゲ、ユキヤナギ、コブシ、ミモザの順で花が開いていくのを確認。 公園のサクラも日ごとに蕾が膨らんできているので、もうそろそろだろう。 それにしても、春を告げる花たちはどれもそれぞれにかわいらしいのに、 サクラだけことさらに待ち遠しい思いを募らせてしまうのはなぜだろう。 (春の嵐がどうかサクラの蕾が開く前に過ぎ去ってくれますように)と気づけば毎晩、夜空に願っている。 そういえば、先週は奈良県のまだあちこちに雪が残る山の奥で、 春を告げるコケたちをいくつも見かけ、その美しさに心洗われるような思いがした。 ▲蘚類の中でも指折りの美しさと名高いクジャクゴケ。サク柄が黄色っぽいのでヒメクジャクゴケかもしれません ▲まだ「玉」