『急がば回れ』によりますと、「このことわざは、「武士(もののふ)のやばせの舟は早くとも急がばまわれ瀬田の長橋」という和歌によるものとされるが、室町時代の和歌集「雲玉和歌抄(うんぎょくわかしょう)」には平安後期の歌人源俊頼(みなもとのとしより)が詠んだものとあり、一方、江戸時代の咄(はなし)本「醒睡笑(せいすいしょう)」には室町時代の連歌師宗長(そうちょう)の歌として紹介されている。」とあります。現在の草津市にあった矢橋の渡し船を利用して琵琶湖を渡るよりも、現在の大津市にある瀬田唐橋を利用する方が着実であり、結果的には目的地に早く到着することを例えたものです。 NDC 伝説.民話[昔話] (388 8版) 参考資料 1 急がば回れ 草津宿街道交流館∥編集 草津宿街道交流館 2005年 SB-2521- 05 p.1 2 東海道ちょっと物知りウォーキング 菊地真∥編 小林祥次郎∥編 勉誠出版
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