《前説・岩渕》 東日本大震災の被災地では、津波の記憶を後世に伝えることが大切だとして、石碑を使って教訓を伝えようという取り組みが行われています。山﨑解説委員とお伝えします。 どんな取り組みですか? 昔から大きな津波で被害がでた地域では、生き残った人たちが、後の時代に長く教訓を伝えたいという思いが強くあって、各地に石碑が建てられてきました。東日本大震災の被災地でも、そうした取り組みが進められているのです。 これは、岩手県釜石市の根浜海岸の松林の中に建てられた御影石の石碑です。高さは2m70㎝、幅と奥行きはともに70㎝で、表面に2011、311と東日本大震災が発生した日にちが刻まれています。そして碑文には『ともかく上へ上へ逃げよ。てんでんこに逃げよ。自分を助けよ。この地まで津波が来たこと、そして裏山へ逃げ、多くの人が助かったことを、後世に伝えて欲しい』と刻まれています。 《岩渕》助かった人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く