タグ

科学史と中谷宇吉郎に関するwhaleboneのブックマーク (1)

  • 中谷宇吉郎と軍事研究 - サイエンスとサピエンス

    寺田一門(寺田寅彦の学風を嗣ぐ物理学者)のうち、一番師匠に近いのは中谷宇吉郎であろう。来なら、また、戦争がなければ先端であった原子物理などの研究で、一流の業績を残したのであろうが、時代がそうはさせなかった。 当時、開学したばかりの北大の理学部の創設に立ち会い、土地柄にふさわしい業績を残したのは幸いであった。 いわゆる科学動員計画が決まるのが1940年、中谷宇吉郎は「航空機着氷の研究」と「霧の研究」を1941年2月よりスタートさせている。 前者はニセコ山頂観測所の建設となる。当時の費用で22万円もの予算を投じた研究であった。 翼着氷研究、プロペラ着氷研究、遮風板防曇法などが課題である。 なんといっても実物大の零戦のプロペラを持ち込んで実験したのだから、馬鹿にしたものではない。発電機と100馬力モータも山頂まで運び込んだ。ニセコ山頂は300メートル級なのだ、すべての機材を人力で運びあげたとい

    中谷宇吉郎と軍事研究 - サイエンスとサピエンス
  • 1