科学批判なんてまだ誰も想像しなかった頃の(つまり黄金期とはそういうことだ)、1950年代の「サイエンティフィック・アメリカン」の記事を、科学実験マニアたちのためにまとめたもの。 ちょっと内容をリストアップしてみる。 反射望遠鏡……レンズ磨き(スピノザもやった)から駆動装置、「星を瞬きをとめる」装置まで 人工衛星追跡法 地球の電気を調べる法……地球を天然ヴァンドグラーフ発電機とみなす。大気の絶縁抵抗は200Ω、電気容量は0.25ファラッド、電離層(陽極)と大地(陰極)の間の電圧は約36万ボルト,これを応用した電気的天気予報装置(空電位を測って大気の状態を知る) 核現象をさぐるウィルソン霧箱 手軽にできる原子粉砕器(!)……中古の冷蔵庫のポンプを使う ミリカンの油滴実験 低速風洞の作り方……煙の風洞,台所の流しをつかった流体力学 自家製静電起電機(ヴァンドグラーフ発電機、空き缶などをつかって5
![C.L.ストング編『アマチュア科学者』(白揚社)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/659a2e5aa88a9c160def97d15f9b00684de8cc33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-55.fc2.com%2Fr%2Fe%2Fa%2Freadingmonkey%2F2brain_biggests.jpg)