YouTube KYODO NEWS 【共同通信社】 みなさんもこの赤い古墳を、新聞などのニュースでご覧になったかもしれません。 2009年から、当社は奈良県立橿原考古学研究所と共同で、航空レーザによる古墳の地形計測を行う研究を開始しました。この精密な計測データから、赤色立体地図 をつくることで、古墳の地表面の凹凸が明らかになりました。 それまでは、こんもりと茂った樹木の下の古墳の姿全体を見ることができませんでした。特に天皇家の古墳は入ったり、掘り起こしたりすることができないので、 なかなか実態が知れず、空から写真を撮影しても、木が覆い茂っているので、堀や全体の形くらいしかわからない状態でした。 「考えていた以上にきれいだった。優れた土木技術の造形美だ。」 奈良県立橿原考古学研究所の西藤清秀氏(2009年当時埋蔵文化財部長、前副所長、現技術アドバイザー)は、前方後円墳をかたどる直線と円形が