東京電力福島第一原子力発電所2号機で行われている調査で、東京電力は撮影された画像の解析から格納容器の一部で、最大で1時間当たり500シーベルト余りの放射線量が推定されることを明らかにしました。人が近づくと死に至る高い値で、東京電力は、核燃料が原子炉から溶け落ち、格納容器の内部で強い放射線を出している可能性があるとして今後、ロボットによる詳しい調査を行うことにしています。 これは人が近づくと死に至る被ばくを直ちに受ける高い値で、最大で30%程度の誤差がある可能性はあるものの、2号機の格納容器内で事故の翌年に計測された1時間当たり73シーベルトに比べても、高くなっています。 このほかに解析が行われた格納容器の入り口付近は最大で1時間当たり50シーベルト、ペデスタルの入り口付近は1時間当たり20シーベルトで、格納容器の外側への放射性物質を含むガスの漏えいはないとしています。 また、画像を処理した