常陸那珂火力発電所(ひたちなかかりょくはつでんしょ)は、茨城県那珂郡東海村照沼字渚768-23にあるJERAの石炭火力発電所。構内に株式会社常陸那珂ジェネレーション(JERA子会社)が設置した常陸那珂共同火力発電所(石炭火力発電所)が立地しており、本項で併せて記述する。 埋蔵量が少なく価格変動の大きい石油に代わり、埋蔵量が多く安定した供給が可能な石炭を燃料にした石炭火力発電所として、2003年12月に1号機が[1]、2013年12月18日に2号機が運転を開始した[2]。 当初、開発主体は1号機が東京電力、2号機が電源開発であったが、2号機の事業主体も東京電力に変更された[3](電力需要の低迷により供給時期が繰り延べされたため、投資回収時期が不透明になることで、民営化を控えた電源開発が財務上のリスクを嫌気したため)。 3号機以降の増設計画では、東京電力が実施した2012年度電力卸供給入札募集