【トルシエ熱く!(1)】元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏(55=FC琉球総監督)が、優勝候補オランダに0―1と善戦した岡田ジャパンを高評価した。最大の勝因には岡田武史監督(53)の采配を掲げ、現時点での1次リーグ突破確率を60%とした。また24日に迫る運命のデンマーク戦にはMF本田圭佑(24)をこれまでの1トップではなく、シャドーストライカーで起用することを推奨した。 岡田ジャパンが下馬評を覆し、優勝候補のオランダと互角の戦いを演じた。0―1の惜敗も前半の守備、後半の攻勢と、攻守に世界基準のプレーを披露。厳しい目のトルシエ氏も岡田監督の采配を高く評価した。 × × × 10点満点で9点を与えてもいいだろう。日本が世界トップを相手にも負けないサッカーをみせた。組織的な守備でボールを奪い、激しいプレスで前に進みながら守備をする。強豪相手にもしっかり守れることを学んだ。攻撃でも両サ