サッカーJリーグ二部(J2)水戸ホーリーホックは三十日、来シーズンのJ1ライセンス取得が困難との見通しを示した。本拠地の水戸市立競技場(ケーズデンキスタジアム水戸、略称Ksスタ)の入場可能人数が一万人余にとどまり、J1基準の一万五千人を満たせないため。 六月末にJ1ライセンスを申請したが、九月末の審査結果を待つことなく、認められないと判断した。クラブは現在、単独10位(勝ち点37)。2位以内で自動昇格、6位以内で昇格プレーオフ圏に入るものの、現状のままではどんなに上位でも昇格できない。 水戸市は、来年度から十カ年の市総合計画に競技場の機能強化を盛り込み、J1基準に改修する方針。前半の五年以内に行う重点プロジェクトの一つに位置付けている。 市内で会見した沼田邦郎社長は「今は昇格を断念せざるを得ないが、選手たちはJ1を目指して戦っている。改修の優先順位を高めてもらえるよう、市に働き掛けていきた
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