東京地方裁判所にて3月2日、スクウェア・エニックスのゲーム開発をめぐるインサイダー取引事件の初公判が開かれ、同社元社員でゲームクリエイターの中裕司被告が、起訴された内容を認めた。NHKなどが報じている。 中裕司被告は、1984年にセガに入社し『ファンタシースター』や『スペースハリアー』など多くの作品携わった経歴をもつゲームクリエイター。代表作としては『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズなどが挙げられる。その後同被告はセガを退社し自身の会社プロペを設立。そして2018年1月にスクウェア・エニックスに入社し、『バランワンダーワールド』を手がけたのち、2021年7月に同社を退社している。 そして昨年11月18日、東京地検特捜部が金融商品取引法違反の疑いで中被告を逮捕したと発表。容疑は、スクウェア・エニックスに在籍していた2020年1月下旬、スクウェア・エニックスがAimingと共に『ドラゴンク