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いい文といい話に関するwhite_cakeのブックマーク (8)

  • THE BRADY BLOG:親子デトックス

    メイという5歳児の母親は、元ニューエイジ・トラヴェラーである。 トラヴェラーというのは、別の言葉で表現するとジプシーまたはヒッピーのようなものであり、メイの母親もキャラバンで津々浦々を旅して生きていたのだが、現在はブライトンに落ち着いている。 彼女は金髪の長い髪をドレッドヘアにしていて、いつも豹柄のシルクブラウスだの赤い革のミニスカだのに黒い網ストッキングを履いているので、一見すると街娼さんかなと思うような外見だが、よく見てみると顔はアングロサクソン版吉永小百合みたいな楚々とした美女であり、容貌とファッションの落差が大きい。 性格も服装が醸すイメージからは想像がつかないほど、大変に清らかでうつくしい。 おっとりとしていて気が優しく、いつも柔らかく微笑んでおり、底辺託児所でボランティアしているわけでもないのに、自分の子供たちを預けに来た時に当該託児所が人手不足でバタバタしていると、自ら気を利

  • ぼくとちんこの三十年物語 - 関内関外日記

    ※性的な話を含みます。あと、長い。 1 今日はいい朝やった。昨日の夜まで雨がふっとって、それが朝には快晴や。ぼくは冬の冷たさと乾燥が好きなんやけど、ほこりっぽいのもきらいでな。雨がぜんぶ流しさってくれて、それで、空がどこまでも青いんや。こんな朝は年に何度もないよ。できるだけたくさん空気吸いこみたいと思うし、そうやって満ち足りながら、出勤してきたんや。 そうしたら、街に近づいてきてな、これも珍しい光景やないんだけれどもな、歓楽街のきれいなおねーさんがタクシー待ちとかしとるんや。したら、ぼくそういうのの免疫ないから、ドギマギしてしてしまうし、思わず目が行ってしまうのです。あかん、さっきまでの清浄な気持ちはどこに行ってしもうたんや。まったく、そういうもんやな。 2 同い年の友だちに柴田くんいうのがいて、幼稚園のころやった。柴田くんには三つくらい上のお兄さんがいて、よく遊んどった。 ある日、ぼくの

    ぼくとちんこの三十年物語 - 関内関外日記
    white_cake
    white_cake 2009/12/11
    おもしろかったし、しみじみと感じ入るものもありました。こういうの、とてもいいなあ。
  • 着る快感 - 雨宮まみの「弟よ!」

    非モテについて、コミュニケーションの問題についての議論や意見をよくネットで見かけるのですが、ファッションの話題。というのは、あまり見かけません。「ファッションなんて、しょせんモテる奴だけの楽しみ」と思われている方も多いのではないでしょうか。いや、単に興味ない人も多いでしょうね。服に金をかけるなんてバカバカしいし、金かけようとすればいくらでも(十万、百万、一千万、億単位で)かけられるジャンルですし、そんだけかけてどうなんの? と言われれば別に顔とかスタイル変わるわけじゃないし……。としか言えないんですが、モテとかコミュニケーションとかとはまったくの別問題でもあり、また密接な関係でもある洋服のことについて、ちょっと書いてみます。 私が洋服を好きになったのは、洋裁をやっていた祖母の影響です。祖母は『装苑』や『olive』を読んでいて(当時50代です。変わったばあちゃんですね。今も話が合います)

    着る快感 - 雨宮まみの「弟よ!」
    white_cake
    white_cake 2008/02/26
    ぎりぎりっとひきしぼって放たれた文章、という気がする。パワーがすごい。
  • 自閉者と自分勝手なコミュニケーション - hituziのブログ 無料体験コース

    このあいだね、職場にきてた実習生3人が、めずらしいことに最終日に ぼろなきしてたんですよ。おお、めずらしいなあと。利用者さんをみて、なみだ。職員に あいさつして、なみだ。3人そろって ないてるもんだから、相乗効果。共鳴する感動…。 福祉施設の実習は いやだったけど、いろいろ かんがえが かわったということをおっしゃっておられたようです。 印象的だったのは、自閉症の利用者さんに、わかれの あいさつをしているときで、なきながら こえをかけているんだけど、いわれてるほうは、かおをそむけて、てきとーに うなづいているのでした。いかにも そのひとらしくて、わたしは ほほえましかったのですけれど、実習生さんたちは、すこし さみしそうにしていました。 その利用者さんは、くちうるさく いわれると ほかのひとをつきとばしてしまったり、みみをふさぐ ひとなんですけれど、ひととのコミュニケーションは だいすきな

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  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    white_cake
    white_cake 2007/08/17
    また天才がいた……!
  • 粗チン百物語 - デス日本研究者の不倶戴天blog

    子宮に吸い込まれる精子のように、八つの影がプレハブ小屋へ吸い込まれていく。集まった男たちは、期待と興奮でぎらぎらと眼を輝かせながら夜の座敷を埋める。「どうよ」首の細い毛野が風呂敷から精液のようにぶちまけたのは、経絡図と百匁蝋燭、向坂屋の百匁蝋燭が百だ。大角が、誇らしげに陳列された物品の上に、眼をさっと走らせる。「パーフェクトだな。よく調達したものだ。さすが毛野だよ」「最近は捕まる気がしねえな」「では」大角は眼鏡の位置を整え、30センチを優に超す高さの蝋燭を、経絡図の上へ置いていく。ほどなくして、立ち並んだ百の蝋燭全てに灯りが点され、八人の顔を亀頭のように光らせる。「始めようか」長い足を正座の形に直して信乃が言う。八人の男は神妙にうなずき合い、現支部長の親兵衛が、開会を宣言する。「それではこれより、粗チン百物語を開始する。まずは第一話、『勃ってゐる小平次』――」 ――粗チン百物語。古より

  • 小学校低学年の頃、一学年上に知的障碍を持った児童がいた。

    トラバを追ってから書こうかと思ったけど、追いつかないので書く。誰かと意見が重複してても仕方がない。 小学校低学年の頃、一学年上に知的障碍を持った児童がいた。「彼」はひどく乱暴なふるまいを(突然追いかけてきたり、髪の毛をひっぱったり、殴ったり)するので、学校中の児童から嫌われ、避けられ、時にはからかわれていた。「彼」の障碍について、先生も親も何一つ説明をしてくれなかったので、ひたすら「彼」が恐ろしいばかりだった。小学校低学年のこと、「障碍者」という言葉すら私は知らず、「彼」がモンスターか何かのように思えた。 数年後、私は他地方へ転校することになった。転校先の小学校には、「彼」と同じように障碍を持つ児童が数名いた。私は怯えた。彼らは、「彼」と同じように乱暴なふるまいをするのではないかと思った。しかし、私以外の児童は、彼らに気楽に話しかけ、笑い、楽しそうにふるまっていた。彼らは時折、(私にとって

  • どうして、僕のお父さんとお母さんは、けっ婚したんですか?

    【問】どうして、僕のお父さんとお母さんは、けっ婚したんですか? もしかして、り婚をすることはありますか? しんぱいなので教えてください。(八歳・男子) 【答】こんにちは。世田谷区子ども相談室です。お元気ですか? 今回は、手紙をくれてどうもありがとう。とても読みやすい字でしたよ。でも、手紙を書くときに、チョコレートをべるのはよくないわね。さて、きみの質問はとてもむずかしいので、きちんと答えられたかどうか、私にもよくわかりません。でもがんばってかんがえてみたので、ぜひ読んでくださいね。 どうして人はけっ婚するのかしら。かんがえてみると、とてもふしぎですね。私はおもうのですが、世の中には、「がんばれば、かならずうまくいくこと」と、「いくらがんばっても、うまくいくかどうかわからないこと」のふたつがあるように見えます。たとえば勉強は、「がんばれば、かならずうまくいくこと」の代表ね。もちろん、人によ

    white_cake
    white_cake 2007/01/08
    この世田谷区子ども相談室のおねえさんのキャラクターにほれた。
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