前回の記事からの続き、および補足です。 →前回の記事【小論】『坂道のアポロン』:ムカエレコードの棚にある14枚のJAZZ名盤 + 『けいおん!』のジャズ研とのつながり 佐世保の街とJAZZがモチーフである『坂道のアポロン』の時代設定は、昭和40年代の初め(1966年~)です。当時の世相やポピュラーミュージック・シーンの動向は一体どのようなものだったのでしょうか。ごく簡単に整理してみます。 1960年代半ばと言えば、ビートルズやローリング・ストーンズらに代表される英国のロック・バンドが全米で大成功を収め、後に第一次ブリティッシュ・インヴェイジョンと称されるムーブメントを巻き起こしていた頃で、その熱狂と興奮がアメリカ経由で全世界へと広まっていた時期です*1。勿論、日本も多大な影響を受けており、1966年6月のビートルズ初来日の狂騒は今も歴史的事件として語り継がれています。音楽が世界を変えると誰
2012年春のノイタミナの新作『坂道のアポロン』。 原作未読の私はこの物語がどういう内容なのかを全く知りませんでしたが、同作品の公式サイトを覗いてみて、昭和40年代前半のJAZZを巡る物語であることを知り、関心を抱いた矢先に公式サイトにアップされた予告編のドラムの演奏シーンを見て唸りました。これは凄い! リンク先の予告編を一見するだけでお分かりいただけると思いますが、ここでのドラム・プレイはおよそアニメとは思えないほどリアルで滑らかな動きをしています。実際のミュージシャンの演奏を元にモーション・キャプチャーを駆使して作られたのでしょうか*1。演奏の音と描写との間にまったくズレがないのは当然として、目の前でプレイしているようなダイナミックな臨場感までパッケージングしたかのような描写は圧巻です。更には予告編にArt Blakeyの名盤"Moanin'"のLPジャケットが映し出される(直後のBG
8年使っていたVAIOが壊れたりしたのもあって、自宅でのインターネット利用が極端に減ってしまいました。職場で、そして通勤時間中の携帯電話でネット閲覧はできるものの、自分にとってのインターネットライフはやっぱり自宅PCによるもの。複数のブラウザ、複数のタブを開いて、何かをダウンロードしながら、音楽を聴きながら、思いつくままにネット空間をさまよう……的な時間のすごし方はやっぱり自宅PCじゃなきゃできない。携帯電話からのネット利用が、俺にとって常にかりそめの姿にしかならない理由は、ずばり「マウス右クリックからのコピー&ペースト、別窓で別作業へゴー」という一連の流れが指先オンリーでできないから、だったりします。まあそれは置いておいて閑話休題。 自宅でのネット利用が減って、「ネットひきこもり」になってしまった。自宅にひきこもって、外部世界との交流をせずにインターネット閲覧ばかりしている状態……の逆。
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