バルテュスの山荘に勝新太郎が訪れた
自分ではがした作品の一部の紙を手にする中垣克久さん=18日、東京・上野公園の東京都美術館で(淡路久喜撮影) 東京都美術館(東京都台東区上野公園)で展示中の造形作品が政治的だとして、美術館側が作家に作品の撤去や手直しを求めていたことが分かった。作家は手直しに応じざるを得ず「表現の自由を侵す行為で、民主主義の危機だ」と強く反発している。 (大平樹) 撤去を求められたのは、神奈川県海老名市の造形作家中垣克久さん(70)の作品「時代(とき)の肖像-絶滅危惧種」。竹を直径一・八メートル、高さ一・五メートルのドーム状に組み上げ、星条旗や日の丸をあしらった。特定秘密保護法の新聞の切り抜きや、「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止」などと書いた紙を貼り付けた。代表を務める「現代日本彫刻作家連盟」の定期展として十五日、都美術館地下のギャラリーに展示した。 美術館の小室明子副館長が作品
東京都美術館(台東区)で開催中の現代日本彫刻作家展で、安倍政権の靖国参拝などを批判した作品の撤去を同館が求めていた。主催者は「表現の自由を侵害する」と反発したが、同館は「政治的な宣伝という苦情が出かねない」とし、協議の末に作品の一部が削除された。 作家展は15~21日、約60点を展示。同館が指摘したのは、主催した現代日本彫刻作家連盟の中垣克久代表の「時代(とき)の肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA円墳―」。高さ1・5メートルのドーム状の形で、作品として「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止して、もっと知的な思慮深い政治を求めよう」と手書きの紙を貼っていた。 館の運営要綱では、「政治活動をするためのものと認められるとき」は、施設使用を認めないと定めている。同館は16日、中垣さんに撤去を求め、「折り合いがつかなければ、展示会の中止や来年度以降の施設使用の見直
『週刊文春』2月13日号に掲載された「ノンフィクション作家・神山典士氏+本誌(週刊文春)取材班」による佐村河内守の「ペテン」の暴露記事を読んだ。 既に新聞やテレビが大々的に報じている通り、佐村河内守の「全聾」は「真っ赤な嘘」だった。そのことは、一昨日にテレビの映像と音声で視聴した佐村河内の喋りぶりから想像していたが、その通りだった。 開会式に先立って一部競技が始まっているソチ冬季五輪とのからみで話題になっているのは、男子フィギュアスケートの高橋大輔選手が、佐村河内が「作曲」したとされてきた、実は新垣隆作曲の「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」を選曲したことだが、これはもともと「みっくん」との愛称を持つ、義手でヴァイオリンを弾く少女に佐村河内が「捧げた」曲だったが、みっくんの家族と新垣は古くからの知り合いであり、新垣はみっくんが4歳の頃からみっくんが弾くヴァイオリンのピアノ伴奏を務めてい
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2013-12-28 「作者の気持ち」は作品の評価に必要か 考え方 映画や本の解釈の議論の中で「それは違う、作者はこう発言しているのだからそれは◯◯のメタファーだ」などと主張をする人がいます。 「作者はこう思っていたんだ」という情報はその作品の評価に果たして必要なのでしょうか。 作品は作品単体で評価されるべきだと、私は思うのです。 「作者の気持ち」は無視すべきです。 ねこのきもちカレンダー2014 ([カレンダー]) 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション 発売日: 2013/09/14 メディア: カレンダー この商品を含むブログを見る ラヴェルの有名な作品に「ボレロ」という舞曲があります。 この曲は単一の主題をずっと同じテンポで12分間繰り返し続けます。 シンプルなメロディーと構成でありながら音色の博覧会のようにオーケストレーションが鮮やかに変わっていくことでも有名で、ミニマルの
キャバクラのボーイは実力次第で稼げる仕事 稼げる仕事って、資格か専門知識が必要なものばかりです。素人でも稼げる仕事となると、本当に限られてしまいますよね。 でも、キャバクラのボーイは違います!実力がモノを言う世界ですが、逆に実力次第じゃマジで稼げます。 昇給すれば更に年収が増えるので、稼ぎたいならボーイがおすすめですよ! 具体的にはいくらぐらいもらえるの? 稼げるとは言っても、実際にボーイの給料がどれ位貰えるのか気になりませんか? ボーイは下積み時代があるため、正直に言うと最初のころは全く稼げません!始めの時給は1000~1500円くらいなので、一般的なバイトとほとんど変わらないんです。 月給に換算したら、15~20万ほどでしょうか?おまけに下積み時代は厳しいので、1ヶ月持たずに辞めちゃう人もいます。 「それならボーイ以外のバイトしたほうが楽に稼げるじゃん」と思うでしょう。 確かにもっと時
美術出版社が主催している、「美術検定」という検定があります。美術作品への背景知識がどれくらいあるかをはかる、趣味検定です。出題範囲は、西洋・東洋、時代を問わず、いわゆる美術作品と呼ばれるものすべてが対象となり、幅広いです。 美術検定 私はゆくゆくはこれの1級をとりたいと日夜努力している(?)のですが、今年受けようと思っていた2級の検定試験は、他の資格試験の勉強を優先したため、受検自体を泣く泣くあきらめることとなりました。 ちなみに昨年は3級を受けたのですが、忙しくてまったく勉強できなかったにも関わらず、過去の遺産で合格することができました。3級は、初心者にもおすすめのレベルです。 美術検定2012 3級に合格していた話。 - (チェコ好き)の日記 しかし1級・2級は、ちょっと問題集を見ただけでも難問ぞろいなのがわかるので、さすがにこうはいかないでしょう。 もちろん、努力して勉強して合格した
国内初の公立近代美術館で、日本の代表的な近代建築として知られる神奈川県立近代美術館鎌倉館(鎌倉市)が2016年3月末で閉館する見通しとなっている。 財政難に苦しむ県が、敷地の所有者である鶴岡八幡宮との土地貸借契約を更新しない方針を示している。契約を打ち切る場合は更地にして返還しなければならない。同館の解体を避けたい県は対応に苦慮しており、地元からは存続を求める声も上がっている。 建築・美術界の有識者らでつくる「県立近代美術館100年の会」によると、鎌倉館は終戦直後、当時の神奈川県知事が戦災からの復興と文化振興を願って建設を決めた。近代建築の第一人者・坂倉準三の設計で知られている。 白を基調としたシンプルな構造の建物は、鶴岡八幡宮の池にせり出すように建てられ、周囲の自然と調和するよう配慮されているなど優れた外観を持つ。近代建築の調査・保存を行う国際NGO「DOCOMOMO(ドコモモ)」(本部
ドイツ南部ガーヒンク(Garching)で、ミュンヘン(Munich)市内のアパートから見つかったナチス・ドイツ(Nazi)の略奪絵画1500点近くが保管されている税関(2013年11月3日撮影)。(c)AFP/DPA/ANDREAS GEBERT 【11月18日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)にあるアパートの1室からナチス・ドイツ(Nazi)がユダヤ人らから略奪したとされる絵画1400点以上が見つかった問題で、部屋の所有者のコルネリウス・グルリット(Cornelius Gurlitt)氏(80)はドイツ誌とのインタビューで、何の抵抗もせず自主的に絵を手離す気はないと断言した。これにより、問題の早期解決は難しくなった。 17日の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)掲載のインタビューでグルリット氏は、一連の絵画はナチス体制下のドイツで有力な画商だった父親が合法的に入手
日曜日。給料日までまだ随分あるんだけど、とにかく金欠である…。というわけで、お金のかからない楽しみを。定期券と、博物館のパスポートがあれば、ほとんどお金をかけずに東京国立博物館に行けるのよ…。素敵。混雑する上野のお山の公園を通り抜け、博物館に着いたのは12時過ぎ。 まず来週までの、上海博物館、中国絵画の至宝をじっくり 東京国立博物館 - 展示 アジアギャラリー(東洋館) 東洋館リニューアルオープン記念 特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」 上海博物館 中国絵画の至宝 後期@ 東京国立博物館東洋館 : Art & Bell by Tora ほんと、これは見逃さないでくださいね…。そして、青銅器を久しぶりにじっくり見て、うっとりする この日は裏の庭園を開放していたので、そちらも散歩。お天気が良くて気持ち良い 特別展『京都』と同じ、平成館でやっている書の展示なども見まして 東京国立博物館 - 展
Walking Fish from a 13th-century English Bible(via Discarding Images) Foxes vs. Monkeys from a 13th-century Bible(via Got Medieval) An Ethiopian beast named Anabula, which looks like a sad elephant from Liber de nature rerun, France, c. 1290(via Discarding Images) Monk fighting off some devils with a club, from the Smithfield Decretals, c. 1300(via Medieval Fragments) Snail vs. Knight, from The Sm
ドイツ南部ガーヒンク(Garching)にある税関。ミュンヘン(Munich)市内のアパートから見つかったナチス・ドイツ(Nazi)の略奪絵画1500点近くが現在、保管されている(2013年11月3日撮影)。(c)AFP/DPA/ANDREAS GEBERT 【11月4日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)にあるアパートの1室から、第二次世界大戦前~戦中にかけてナチス・ドイツ(Nazi)がユダヤ人から略奪した絵画1500点近くが見つかった。独週刊誌フォークス(Focus)が3日、報じた。見つかった作品の中には、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やアンリ・マチス(Henri Matisse)のものも含まれており、時価総額で10億ユーロ(約1330億円)相当の価値があるという。 フォークス誌によると絵画は2011年、脱税容疑でこの部屋に警察の家宅捜索に入った際に発見された。
それだと怒る人がいるんじゃないかな。主にアート方面に。 逆にイラストをアートと呼んで、「何でもアートです」ということにした方が”丸く”収まるのかもしれない。 でもその”丸さ”って何だろう。 アート、デザイン、イラスト(80年代の話) - Togetter 少し前にブックマークしたTogetter、かなり長いが面白いので、例によって気になったtweetを抜粋しながら、思いつくまま適当な解説と意見を書いてみる。 ● ラッセンの評価を考えると、 例えばデザインすげー言われてる光琳や彼が含まれる琳派があって、明治初期は無視状態だったけど、ジャポニズムを受けて国内で再評価、装飾だけでなく表現を取り入れる「日本画」までも出てきて、今では「美術」そのものな扱いなんじゃない?— ミソー・バーニー (@misonikomioden) October 1, 2013 淋派も、明治10年代の終わりから20年代に
茂木健一郎による「国立新美術館」と「公募展」批判 - Togetter 公募展をめぐるツイートあれこれ - Togetter 会田誠とパルコキノシタの公募団体に対するやりとり - Togetter 脳科学者の茂木健一郎氏が国立新美術館で開催されていた『アメリカン・ポップアート展』に感動しつつ、その会場の隣で開催されていた公募団体展*1 を「ポリシーなし、キュレーションなし、単なる愛好者の団体」「「国立新美術館」でやる「公募展」が「アレ」なんてことは、まともなアート関係者はみなわかっているのに、誰もそれを言わない」「現代のアートにつながる文脈や批評性は、ないから」「あるのは年功序列と新陳代謝のない停滞」とコキおろしていたのに対し、Twitterでさまざまな反応が出ていた。 面白かったので、「公募展」で検索して出てきたtweetの中から、個人的に目に止まったものをピックアップし、勝手な補足や自
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