蒸留酒メーカーの「サントリースピリッツ」は、原酒の不足が懸念されるなどとして、来年4月以降に9つのブランドのウイスキーを値上げすると発表しました。 主な商品では、いずれも700ミリリットル入りの瓶で、「角瓶」は1414円から1590円になります。「角瓶」の値上げは32年ぶりです。 「響JAPANESEHARMONY」は、4000円から5000円、ジムビームは1390円から1540円に値上げされます。 値上げは「ジムビーム」が来年7月の出荷分から、それ以外は来年4月の出荷分からです。 値上げの理由として会社側は、ウイスキー人気に伴って原酒不足が懸念されるため、需給を調整をするとともに、輸入価格が上がっているためとしています。 ウイスキーを巡っては「アサヒビール」がことし8月、原酒不足が懸念されるとして、一部の品目の販売を終了しています。