中国・北京郊外のごみ処理施設で、圧縮されたプラスチック容器の塊(2018年5月16日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】中国国営・新華社(Xinhua)通信は27日、同国が2021年1月1日以降、すべての廃棄物の輸入を禁止すると報じた。中国が3年前から段階的に行ってきた廃棄物輸入規制が最終段階を迎える。 【写真】汚染が深刻な長江、大量のごみを撤去 中国・湖北省 中国は1980年代以降、固形廃棄物を輸入し、地元の企業が洗浄、破砕し、工業用の原材料に加工してきた。長年にわたって世界最大のごみの輸入国だったが、リサイクルや適切な処理ができないと汚染につながる。 中国政府は「世界のごみ箱」から抜け出すことを目指し、2018年1月から廃棄物の輸入規制に乗り出し、輸出国は行き場を失ったごみの処理問題に直面した。 その後、プラスチック、自動車部品、紙、繊維、くず鉄、木材