難民選手団の旗手を務めたユスラ・マルディニ選手は競泳女子100メートルバタフライに出場した=東京アクアティクスセンターで24日、宮間俊樹撮影 東京オリンピックでは2016年のリオデジャネイロ五輪に続き、難民選手団が結成された。出場選手は前回の約3倍の29人。深刻化する難民問題への関心を高め、難民に希望をもたらすことを目指す。だが肝心の開催国・日本が難民の受け入れに消極的だ。支援者や難民認定を待つ人たちは、制度の改善を強く求めている。 「今日の気持ちをどんな言葉で表せばいいのか分からない」。23日の開会式で難民選手団の旗手を務めた競泳女子のユスラ・マルディニ選手(23)=シリア出身=は式典後、SNS(会員制交流サイト)にこう投稿し、五輪旗を持って歩く自身の動画をアップした。前回に続く2回目の五輪出場となった今大会。24日の100メートルバタフライは最下位で予選敗退したものの、試合後は充実した
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