“「自分のことを最高に嫌って憎んでいる人間」が国家権力を握ったとしてもそれでもなお最低限守られるべき権利ことを「人権」と言うのです。”(■) 僕のイベント (上の画像は友人のべっちん氏が撮ってくれたもの)に関連して、先日の新婦人の会・国分寺支部さんから寄せられたツイート“「招待を騙ったお呼び出し」をして、行けば写真撮って、実際邪魔してもいないのに「これがノコノコイベント妨害にやってきたおばちゃんたちです」って晒す計画の釣りなんじゃないか”(■)……もう一度、ゆっくり反芻してみたけど、やっぱり婦人の会は妄想を動員してまで「抑圧され、傷ついているのは私たちの方」という構図をつくり上げ、僕を抑圧者に仕立て上げたい、その方が有利だし気分もいいって本能的に察知してるよねえ……。 そして、新日本婦人の会は8/1にコメントを発表していた。 “戦車掲載の絵本『はたらくくるま』増刷中止、「自衛隊展示中止」へ
自民党の土屋正忠議員、日本ユニセフ協会へ取材を行いました。「表現規制派ばかりじゃないか!」と怒られそうですが、まずは規制したい側の言い分ぐらい聞けないと、話し合いもできないと思います。 最後に、規制推進も反対も関係ない児童保護施設に取材したのですが、そもそも、創作物の対立図式に巻き込まれるのが迷惑らしく、取材後に掲載を断られました。 ですから、記事の最後には、そうした経緯も書いてあります。僕は、「規制派vs反対派」なんて構図から、何か建設的な議論が生まれるとは思っていません。児童保護の最前線では、「漫画? アニメ? 私たちは生身の子どもたちを相手にしているのですよ」と、必ず言われます。 ■ ……と、地道に取材活動していこうと考えていたのですが、思わぬ議論の場に出ることになってしまいました。 漫画家・小林よしのりさんの『ゴー宣道場』というイベントで、10日開催です(■)。ツイッターで「危ない
改正児童ポルノ禁止法が、来週火曜(15日)から施行される。多くの国民は、まさか自分の本棚やパソコンの中が捜査対象になり得るとは、考えてもいないだろう。それどころか、児童ポルノの定義すら知らない国民が大多数だと思う。 『となりのトトロ』テレビ放映時、無邪気に「パンチラや入浴シーンがあるから、児童ポルノだ」とネットで騒いでいた人たちを見れば、認識のレベルが分かる(「バルテュスの絵画には実在のモデルがいるから、やはりポルノだ虐待記録物だ」と誇らしげに語っているインテリ崩れも、『トトロ』で騒いでいた大衆と程度は同じである。) 「漫画やアニメの研究が付則から外れた」とホッとしているのは、この改正案の行方を見守ってきた一部のファンだけだろう。新聞の社説は、あいかわらず「わいせつなアニメ」を「児童ポルノ」と絡めて語ろうとする。 僕は先週までに、三つの児童保護団体を回り、性虐待の実態を知ろうと試みた。共通
今から、原稿の直しがくることを想定しても、映画一本ぐらいは見られるだろうと思い、TSUTAYAで『川の底からこんにちは』。 もちろん、映画のために捨て身になってくれる、満島ひかりには好感を持っている。でも、こんな「ほら、面白いでしょ?」と言わんばかりのキービジュアルしかなくて、まことに残念。 昔、『良いおっぱい悪いおっぱい』という映画があって、女優に「ウンコがさあ」と平気でしゃべらせて、何か、大胆なことをやったつもりでいるわけ。 『川の底からこんにちは』も同じ。「こんな美人に、こんな恥ずかしい、アホなことやらせるなんて、すごい映画だって思わない?」と。 PFFスカラシップ作品なので、そんなに腹を立ててもいけないんだけど。 ■ 今日は本当に、文句しか出てこないんだけど……。 ストーリー原案という立場でありつつも、『フラクタル』の山本寛監督を「引退しかない」などとコキおろした東浩紀という人は、
忙しい上に風邪までひいてるのに、こんなこと書かせないでちょうだいって気分だ。 『ギャラクティカ』地上波放映から一ヶ月たったので、ブログの反応はどうかと検索してみたところ、主題歌目当ての女性ファンしか書いてない。それでも本編を見てくれてればいいかな、と思っていたが、俺とは逆に「本編を飛ばして主題歌(PV)だけ見る」習慣のようだ。 彼女たちが証明してくれていることは、たったひとつ。『ギャラクティカ』本編と主題歌が、いかに乖離しているか、である。 僕は仕事と趣味のため、一週間に何本ものアニメを見ているが、「この内容に、この主題歌はないだろう」「明らかに本編を見ないでつくった歌だよな」と苦笑させられることが多い。アニメ・ビジネスの中で「音楽」のボリュームが肥大化してしまったので、それもやむなしと了解している。 結果、どんな番組にもそこそこマッチする「互換性のある歌」が激増した。ようするに、「独立し
いきなりだが、河森正治監督作品『地球少女アルジュナ』第6話より、数学教師と主人公・樹奈の異様な問答を転載する。 「八百屋の店先にはまっすぐなキュウリやダイコン、同じ大きさの野菜しか置いていない。なぜだ?」 「その方が、運ぶとき楽やから」 「期限切れの売れ残った弁当は捨てられてしまうことがある。なぜだ?」 「その方が、管理が楽やから」 「親はせっかく子供がボタンを止めようと頑張っているのに、早く着替えろとしかりつける。なぜだ?」 「その方が、親が楽やから」 「教科書があるにもかかわらず、多量の参考書が売られている。なぜだ?」 「答えを知るのが、楽やから」 「たとえ着いてこられない生徒がいようとも、俺は決められたとおりに授業を進めようとする。なぜだ?」 「その方が、先生が楽やから」 「いろいろな店では、客は千差万別だというのに店員はマニュアルどおりの対応しか示さない。なぜだ?」 「その方が、や
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