自分が漫画などフィクションにおける性表現の規制に反対するようになったのは、自分が小学校6年の時に起こった奈良市小1女児殺害事件の報道を見て、小児性愛それ自体を犯罪の原因であるという風に主張する報道に疑問を感じたのが最初というのは、以前の記事に書きました。 今回は、性表現の規制はジェンダー平等には繋がらないという話をしたいと思います。 確かに、サッカー漫画を読んでサッカー選手に憧れる人がいるように、性表現は人の行動に影響を与えないかといわれると、否定はできないと思います。 しかし一方で、性的な欲求というのは人間には先天的に存在しているものです。したがって、性表現を規制した場合に上記のような問題が緩和されたとしても、別の問題が生じる可能性もあるのです。 フェミニストという言葉がでてきますが、フェミニストの中でも性表現の規制に反対するグループと賛成するグループの双方が存在すること、には留意下さい