日本クルド文化協会のワッカス・チョーラク事務局長は25日、埼玉県川口市内で会見を開き、18日の在日クルド人に関するデモに対し「精神病院に行け」と発言したとして「心から申し訳ない」と謝罪した。ネット上で「日本人死ね」と発言したと拡散されていることには「一切していない。(発信者の)空耳だ」と否定した。
県公園緑地協会は11月30日、個室トイレで女性職員を盗撮して逮捕された男性職員(51)を停職6月の懲戒処分にしたと発表した。男性職員は同日付で依願退職した。 同協会によると、11月7日に県内の事務所近くの女子トイレを女性職員が使用した際、個室内をスマートフォンで盗撮した。気付いた女性職員が通報し、同日に建造物侵入と県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された。18日に罰金30万円の略式命令を受け、納付した。
公益財団法人の県公園緑地協会が指定管理している県営水上公園で開催予定だった水着を着た女性を撮影するイベントについて、主催者に施設の利用を許可しないことが10日までに、取材で分かった。主催者はイベントを中止した。 県によると、「水着撮影会」は今月10~25日、しらこばと水上公園(越谷市)と川越水上公園(川越市)で複数の団体が開催する予定だった。5月末、県民から県に対し「明らかに水上公園と分かる背景で撮ったわいせつな写真がインターネット上に掲載されている」との指摘が寄せられた。共産党県議団も「過去のイベントで水着の女性がわいせつなポーズやしぐさで写り、明らかに性の商品化を目的としている。県有施設を貸し出すべきではない」と、撮影会の中止や基準の見直しを県に要望していた。 同協会の担当者は中止要請について「県条例に基づき過激なポーズや水着を禁止する条件で許可していたが、インターネット上で条件に反す
所沢市東所沢和田の旧所沢浄化センター跡地で文化複合施設「ところざわサクラタウン」の開発を進めている出版大手KADОKAWA(カドカワ、東京都千代田区)は1月31日、現地で地鎮祭を行った。2020年4月の完成、同年夏に開業の予定。
今夏の参院選は2014年衆院選後、初の大型国政選挙となる。自民、公明両党が非改選議席と合わせて過半数(122)を維持できるかが焦点。対抗する民主党などの野党が、どこまで統一候補擁立の調整を進められるかも注目される。改選3議席の埼玉選挙区は現在、自民、民主、公明の3現職に共産党の新人が加わり、4人が争う構図が予想される。大臣経験のある元衆院議員や女性の元衆院議員の名前も取り沙汰されており、情勢が変わる可能性もある。 ■民、公は第3極を警戒 昨年9月に成立した安全保障関連法、環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意、消費税再増税などが争点になりそうで、安倍政権の実績が審判を受ける。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことに伴い、新たな有権者となる18、19歳の若年層の投票も注目される。 過去3回の参院選埼玉選挙区を振り返ると、自民、民主、公明を中心とした議席争いが続いている=表参照。いず
県は16日、県青少年健全育成条例に基づき、18歳未満の青少年にとって有害な本2冊を「有害図書」に指定したと発表した。 指定されたのは「図解アリエナイ理科ノ実験室2」(三才ブックス)と「裏モノJAPAN9月号別冊ヤバい悪グッズ最新版」(鉄人社)。いずれも青少年の犯罪や自殺を著しく誘発し、健全な成長を阻害する恐れがあるとして指定された。 条例により、書店などは今後、青少年に対する売買や贈与などが禁止される。違反すると30万円以下の罰金が科せられることがある。 県青少年課によると、2冊は万引の手口や身近に手に入る毒物などについて記されているという。昨年、県民から「図解アリエナイ理科ノ実験室2」についての意見があり、県が調査したところ2冊の指定に結び付いた。 県は指定の周知徹底を図るため、県内の全書店とコンビニエンスストアに通知ハガキを送付。これまでに17冊を有害図書に指定し、県ホームページで公表
誤った固定資産税額を請求され続けた夫婦の元に市から届いた資料。2013年度は本来の年額4万3000円のところ、請求は11万9200円だった 新座市が1986年以降、約27年間にわたり、市内に住む60代の夫婦の一戸建て住宅に固定資産税を誤って過徴収し続けていたことが10日までに分かった。同税の延滞金などを支払い切れなかった夫婦の住宅は昨年10月、市に公売に掛けられて売却され、誤徴収が発覚したのは長年住み慣れた家を失ってから半年後だった。 配管業の夫(62)とパートの妻(60)が新座市畑中2丁目に86年に新築した住宅は100平方メートルの敷地に建つ延べ床面積約80平方メートルの木造2階建て。本来、200平方メートル以下の用地の固定資産税は、小規模住宅特例によって税額が最大6分の1ほどになるが、夫婦の住宅は特例を適用されないまま、86年当初から課税され続け、昨年度は本来、年額4万3千円のところを
J1浦和は9日、8日に埼玉スタジアムで行われた鳥栖戦で、場内に入るゲートに「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕が掲げられ、「日本人以外お断り」の差別的な意味に受け取れる可能性があるため撤去したことを公式サイトで発表した。 浦和によると、試合中の午後5時ごろ、同スタジアム北ゴール裏ゲートのコンコース側に横断幕が掲げられているとの情報をスタッフが入手し、速やかに撤去を指示。通常は掲出した当事者との合意の上で取り除く手順になっており、最終的に試合終了後の午後6時すぎに強制的に撤去した。 クラブは当事者を特定し聴取しており、あらためて公式サイトで報告する。 今後について、「明らかに差別的で不適切であるとクラブが判断した場合、横断幕などの撤去を行います」とした。また、スタンド内に配置した警備会社スタッフから、試合中に差別的発言が聞こえたとの報告を受けており、今後事実確認を行うとしている。
クイズ王の座に就き、上田清司知事(右)から記念品を受け取るSKT48のメンバー=16日午後1時ごろ、さいたまスーパーアリーナ特設会場 埼玉県にまつわる知識を競う「第2回埼玉クイズ王決定戦」(同実行委員会主催)決勝戦が16日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開かれ、県職員らで構成する「SKT48」が予選から参加した334チーム、1002人の頂点に立った。 大会は3人一組のチームで挑戦。この日は県内3地区で行われた予選を勝ち抜いた9チームのうち、前回大会優勝の「チームクロちゃん」が14日に降った雪の影響でメンバーがそろわず棄権するアクシデントの中スタート。予選ラウンドを経て残った3チームが10問先取の早押し形式クイズに挑んだ。 問題は埼玉にまつわる歴史やスポーツなど多岐にわたって出題。SKT48が2位以下を大きく引き離し、初優勝を飾った。リーダーで県職員の柳生弘太さん(24)は「新
県議会の文教委員会(田村琢実委員長)は17日、県立朝霞高校の修学旅行に問題があったとして「県立高校の社会科教育の指導徹底を求める決議」を賛成多数で可決した。県教育委員会と県教育局に対し指導と改善を求める内容で、審議の過程では修学旅行に参加した全生徒の感想文提出を要求しており、一部の委員が「政治的圧力になりかねない」と異議を唱えたほか、共産党県議団が抗議した。 決議案は自民の石井平夫委員が提出。委員長を除く委員10人のうち自民5人、刷新と無所属の各1人が賛成し、民主、公明、無所属の各1人が反対した。 県高校教育指導課などによると、朝霞高校は昨年12月5日から3泊4日の日程で台湾で修学旅行を実施。2年生約320人が参加し、金の鉱山や博物館などを見学したほか、太平洋戦争の空襲で父親を亡くしたという游顕徳さん(男性)から当時の話を聞いた。生徒は修学旅行後、感想文を書いた。 16日から開催された文教
大宮署は2日、現金の手渡し詐欺被害を未然に防いだとして、さいたま市内に住む専門学校教員の女性(37)に感謝状を贈呈した。 9月26日、女性が大宮駅構内の通路を歩いていると、話をしている若い男と高齢の男性が目に留まった。「孫とおじいちゃんかな」。通り過ぎようとした瞬間、携帯電話で「渡しちゃっていいんですか」などと話す高齢男性の声が耳に入ってきた。 「1回通り過ぎたけどやっぱり気になって。若い男の背後に立って話を聞いていた」。高齢の男性は動転した様子。若い男も大汗をかいていたという。 女性は詐欺を疑った。「間違っていてもいい」と迷わず鉄道警察隊に通報。男は詐欺未遂の疑いで逮捕された。 女性は以前介護の仕事をしており、現在は介護福祉士を養成する専門学校で教員を務めている。「介護は『気付くこと』が大事だと生徒たちに教えている」。女性の「気付き」が男性を救う結果となった。 高齢者と接する仕事をしてい
生活雑貨専門店のロフト(本社・東京都千代田区、遠藤良治社長)が運営する大宮駅東口の大型店「大宮ロフト」が、近く閉店することが分かった。建物の老朽化で耐震改修が必要になっていることに加え、建物を管理する「そごう・西武」との契約期間が終了するためとしている。 大宮ロフトは1998年6月、西武百貨店大宮店から業態転換して開業。自営店に加え、大型書店や家庭用品、インテリア、音楽、スポーツ用品などのテナント22店と合わせ、売り場面積約1万5千平方メートル(地上8階、地下1階)と全国のロフト店で最大規模の人気店舗で、大宮駅東口の集客拠点となってきた。 大宮ロフトが入居しているビルは70年に建てられ、築43年。耐震補強やメンテナンスに大きなコストがかかる見込みで、そごう・西武は「改修や建て替え、後継店舗などは未定」としている。早ければ3月いっぱいで閉店となるもよう。 ロフト営業企画部は「大宮店は県内唯
県は25日、県青少年健全育成条例に基づき、「図解アリエナイ理科ノ教科書改訂版」(三才ブックス)など6冊を有害図書に指定したと発表した。18歳未満の青少年に対し、売買、交換、貸し付けなどが禁止され、違反した場合は罰金(30万円以下)が科せられることがある。店頭陳列でも他の図書と区別し、青少年の購入や閲覧を禁止する表示が義務付けられる。 県青少年課によると、指定されたのはいずれも図解アリエナイ理科ノ教科書シリーズで改訂版、 II B、 III C、工作、実験室、新版。毒草の栽培や市販薬品を使用して爆弾を製造する方法などが解説されており、青少年の犯罪や自殺を誘発する恐れがあるとしている。三重県や静岡県なども有害図書に指定している。
埼玉労働局が30日発表した2011年3月卒業予定の県内大学生・短大生の就職内定状況(10月1日現在)によると、大学生は28・9%、短大生は25・1%で、ともに3割を下回った。県内所在の大学・短大に通う学生の内定状況調査は初めて。2008年秋のリーマン・ショック以降、新卒採用に対する企業の慎重姿勢は続いており、厳しい就職戦線があらためて浮き彫りになった。 調査によると、大学の就職希望者は1万7510人で、全体の卒業予定者の76・5%。そのうち内定取得者は5055人にとどまった。短大の就職希望者は1788人で、全体に占める割合は大学より高い89・2%。内定取得者は449人だった。 文理別では、大学は文系が28・1%、理系が32・0%と、理系有利と言われる状況を反映。短大はさらに顕著で、文系18・7%に対し、理系は75・7%に上った。看護・医療の分野で内定率が高かったという。 調査は現状を的確に
埼玉新聞社は創刊65周年を記念し、県内を舞台にした人気漫画「らき☆すた」を出版する角川書店と協力、10月8日に本紙別刷り特集「らき☆すたinサイタマ」を発行する。 「らき☆すた」は、美水かがみさん=さいたま市在住=原作の4コマ漫画。女子高生の日常を「萌え」の要素を絡めて描いた作品で、若者を中心に人気を博している。舞台となった鷲宮町、幸手市はファンから“聖地”と呼ばれ、地元で関連イベントが開催されるなど地域活性化の面でも注目を集めている。 特集では、主人公の「泉こなた」「柊かがみ・つかさ」姉妹らが、県内の新名所やB級グルメを紹介。美水さん書き下ろしの4コマ漫画とイラストが紙面を飾り、声優インタビューなど盛りだくさんの企画を通し、埼玉の新しい魅力を伝える。 また紙面と連動し、「らき☆すた」聖地の鷲宮町、幸手市の両商工会との共催スタンプラリーや、記念フィギュア、Tシャツといったグッズ販売も予定。
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