大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒(当時17)が顧問(47)の体罰を受けた後に自殺した問題で、大阪市教育委員会は15日、体罰があったバスケット部とバレーボール部の活動を無期限停止することを決めた。 また、橋下徹大阪市長(43)は15日の記者会見で「体育科の入試はいったんやめるべきだ」と述べ、今年の市立桜宮高の体育科の入試を中止したいとの考えを表明。また「スポーツ指導の場で手を上げることは一切禁止する」と述べ、部活動での指導の徹底的な見直しを表明した。 橋下市長は「体育科の存在を一から見直して、教員、校長はもちろん、保護者、生徒の意識もあらためてもらいたい」と語気を強めた。市長は、混乱を最小限にとどめるため、体育科の定員80人、スポーツ健康科学科の定員40人の計120人の定員を普通科に振り替える代替措置を提案し、市教委が今後協議する。 「体育科を受けようと思っている受験生の生徒諸君に