昨年秋の「柏から考える」(柏初上陸―「柏から考える」の感想 - No Hedge!)について、先日のゼミでもう一度考える必要があったので色々整理してみた。*1これは柏がどうというレベルではなく、おそらく「東京から考える」 東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス) 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/01メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 118回この商品を含むブログ (252件) を見る で提示された東・北田による「国道16号線的な都市へのアンチに対するアンチ」という泥沼にはまりそうな(はまった)議論を整理するきっかけになるだろう。 都市と個人を考えるとき、そこには都市から個人を考える視点と個人から都市を考える視点の二つが存在する。これを前提に二つの対立軸を示し、それを掛け合わせた平面図を提示する。 視点1.都市に
三日に、柏市で「東京から考える」の著者・北田暁大氏と、僕のゼミの五十嵐先生が「柏から考える」なる対談をやるとのことで、聞いてきた。 五十嵐先生は柏にずっと住んでいて、北田氏も柏在住だったことがあるらしい。そんなわけで、五十嵐先生と縁のある柏の商店や上野の方々30人くらいが集まっていた。タイトルが「柏から考える」とある通り、柏という街がこれからどのような街づくりをしていけば良いのかという軸を持ちつつも、柏の外の街、沼南町や上野、浅草、湘南などに話が飛んでおもしろかった。 対談の中身 話の中身としては、北田氏が東浩紀との対談の中で東氏の「ジャスコ的な風景はセキュリティ、バリアフリー的な点から見て望ましいじゃないか、何が悪いのか」という理論の強さにあらがえなかった、という話を踏まえた上で、実際北田氏が守りたいとしていた下北沢の街がセキュリティ、バリアフリーの観点から行政の理論に太刀打ちできず、負
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