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横浜銀行や京都銀行、西日本シティ銀行(福岡市)などの地銀と第二地銀14行が先月、預金や貸し出しなどの資金取引を管理する「勘定系システム」を統合することで合意しました。1行当たり数百億円にも達するといわれる開発コストを削減するのが狙いです。 勘定系は、銀行のコンピューターシステムのなかでも、預金や貸し出し、口座振替といった取引を処理する中核的な役割を果たしています。銀行には、人手では、とてもさばき切れない膨大な顧客データが日々集まってくるので、欠かすことができない重要な存在で、銀行合併では、どちらのシステムを採用するかで、猛烈な主導権争いが繰り広げられるほどです。 勘定系に対し、銀行内の人事や経費といった情報を管理するコンピューターシステムは「情報系」と呼ばれています。 大規模なシステムである勘定系の開発には多大な費用がかかります。14行が統合を決めたのもこのためです。数年内に順
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