ゲームエンジンにまつわるスクウェア・エニックスの悲劇は「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)に使われた通称ホワイトエンジン、後にクリスタルツールズと呼ばれるモノに始まる。 スクウェア・エニックスはこのホワイトエンジン自体の開発とゲームエンジンを使ってのソフトウェア開発に手こずり、発売が延期されただけでなく、用意していたアセットを実装できずに大幅にカットした形でファイナルファンタジーXIIIを2009年末に発売した。 スクウェア・エニックスは本来であればクリスタルツールズを共通エンジンとして使いたかったわけだが、その使い勝手の悪さから最終的にクリスタルツールズで開発されて発売されたのは「ファイナルファンタジーXIII-2」「ドラゴンクエストX」「ライトニングリターンズ」、そして「ファイナルファンタジーXIV 1.0(旧FF14)」だけだった。 2016年に発売された「ファイナルファン
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