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ブックマーク / blog.gururimichi.com (6)

  • バ美肉ナイトクラブ感想〜「かわいいおじさん」が織り成す優しい世界 - ぐるりみち。

    平成最後のハロウィン当日。 渋谷の街に、ひとつの魔境が顕現した。 場所は渋谷駅近くのイベントスペース。集まったのは約80人の男たち。年齢は20~30代が多いように見える。数えられるほどの女性も中にはいたものの、パッと見るかぎりでは男ばかりの空間が広がっていた。 それは、とある「ナイトクラブ」を称するイベント。 フロアには音楽が流れ、控えめながら体を揺らしている人も目に入るなど、たしかに一見すると “クラブ” のよう。しかしステージ上にDJの姿はなく、そこには3枚のモニターが鎮座するだけ。ステージの前には観客用の椅子がいくらか用意されており、その後方では立ち見の男たちが開演を今か今かと待ち構えていた。 独特な空気が漂う場内で、時計の針が午後3時を指し示した頃。ややあって登壇した司会の呼びかけに答えるように、ステージ上のモニターに3人の “女の子” が映し出された。 ──途端に、場内に歓声が響

    バ美肉ナイトクラブ感想〜「かわいいおじさん」が織り成す優しい世界 - ぐるりみち。
    windscape
    windscape 2018/11/05
  • なぜ博士キャラは「〜じゃ」と話すの?リアルでは聞かない言葉遣いを紐解く『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』 - ぐるりみち。

    前々から不思議に思っていたんだ。いわゆる萌えアニメや美少女ゲームに登場するキャラクターを指して、「こんな話し方をする女子、現実にはいないだろww」「オタクの妄想きめえww」とツッコむ人を。 たしかに、リアルであんな話し方をする人は(ほぼ)いない。聞き慣れないアニメ声に忌避感を覚えるのだっておかしくはないと思う。でも誰に迷惑をかけるでもなし、フィクションなんだから、別に「うぐぅ」とか「へけっ」とか「トゥットゥルー」とか言ったっていいじゃまいか。ζ’ヮ’)ζ うっうー! そして何より、「話し方」について文句を言うなら、こう言いたい。 ──おまえ、それ、亀仙人の前でも言えるの? 亀仙人に限った話ではない。ネテロ会長でも、老ジョセフでも、ダンブルドア先生でも、マスター・ヨーダでも、オーキド博士でもいい。一人称が「ワシ」で「~じゃ」と話し「ホッホッホ」と笑う老人を、あなたはリアルで何人も知っているの

    なぜ博士キャラは「〜じゃ」と話すの?リアルでは聞かない言葉遣いを紐解く『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』 - ぐるりみち。
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    windscape 2018/06/20
  • 渋谷『瑞兆』のカツ丼は、過去最高においしい至高の一品だった - ぐるりみち。

    圧倒的な存在と相まみえたとき、人は言葉を失う。 なんとかして声を絞り出そうにも、大きなため息を漏らすか、「あ〜〜〜!!」という訳のわからない叫びが発するか、一言程度の感想をポロッと吐き出すくらいが限界。なればこそ、僕のような一部のオタクは、感極まってこう漏らすのだ。「尊い……」「好き……」などと。 そういった状況はべ物にも当てはまり、「うめえ!」「パねえ!」と叫ぶか、何も言えなくなることがある。年に何度もない経験ではあるものの、つい先日にべた喉黒がまさにそれだった。 あまりのおいしさに声を出せず、しかし同時に込み上げてきた感情の昂ぶりを抑えることもできない。机の上に突っ伏し、身悶えるしかできなかった。おいしくておいしくて震えつつも、あのときは多幸感に包まれていたように思う。 ただ、そのような予期せぬ出会いは頻繁にあるものではない。今年は前述の喉黒と日酒の美味っぷりを胸に抱き、年末を迎

    渋谷『瑞兆』のカツ丼は、過去最高においしい至高の一品だった - ぐるりみち。
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    windscape 2017/11/07
  • 『わたしと先生の幻獣診療録』魔術と医療、幻獣と獣医、時代の変革期のファンタジー - ぐるりみち。

    火事屋『わたしと先生の幻獣診療録』(1) P.45 時代の「変革期」を描いた物語は、いつだって心躍らされるもの。 剣から銃へ、蒸気から電気へ。技術革新は言うに及ばず、激動の時代を経て移り変わる価値観や政治体制の変化は、創作物においては人気のテーマであるように思う。日歴史を紐解いても、武士の終焉を描いた「幕末」などは常に人気のジャンルですしね。 近代においては、そういった変革をもたらす存在として「科学」が果たした役割は言うまでもなく大きい。科学技術の発展は、庶民の生活の豊かさに直結する要素だとも言えるほど。反面、科学の隆盛に伴い失われゆく「伝統」との衝突も、避けては通れないように見える。 わたしと先生の幻獣診療録 1 (BLADE COMICS) posted with ヨメレバ 火事屋 マッグガーデン 2017-05-10 Amazon Kindle 作『わたしと先生の幻獣診療録』も

    『わたしと先生の幻獣診療録』魔術と医療、幻獣と獣医、時代の変革期のファンタジー - ぐるりみち。
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    windscape 2017/05/17
  • ポケモンカードのイラスト集が発売!昔のカードから好きな絵を選んでみた - ぐるりみち。

    ポケモンカードゲーム イラストコレクション|株式会社オーバーラップ ポケモンカードのイラスト集が発売されると聞いて、元ポケカプレイヤーとしての血が騒いだ。意外と安いし、これは欲しいぞー? 初代から集め始めて、ファンクラブにも入会して、関東大会に出るくらいまではハマっていたこともあり、僕にとっての「トレーディングカードゲーム」と言えばこれ。周りの友達には、やっぱり『遊☆戯☆王』勢が多かったけれど。 スポンサーリンク そんな、ポケモンカード。 懐かしくなって押し入れをひっくり返してみたところ、案の定、ブツが見つかってしまった。何度も引っ越してきたのに、よく残ってたもんだ。 カラーボックスに詰め込まれてた。 何枚まで集めていたかの記憶は定かじゃないけれど、数千枚単位で持っていたはず。ちびっこだった当時、1996年発売の初代シリーズから集め始めて、ADVシリーズ(ルビー&サファイアの辺り)で引退し

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    windscape 2014/10/30
  • 川上量生『ルールを変える思考法』曖昧な“コンテンツ”にこそ価値がある? - ぐるりみち。

    最近になって、「 “コンテンツ” って、なんぞ?」ということを、改めて考えるような機会が増えた。前々から、小説やコミック、映画ゲームといった、広い意味での “物語作品” について、ある程度の関心は持っていたけれど、その気持ちが高まっているような。 視点をネットに移せば、おもしろFLASHを見て爆笑していた中学時代から、mixiなどのSNSを使ったコミュニケーションを経て、YouTubeやニコニコ動画、pixivなどの文化圏に触れてきた。 そこにあるコンテンツの大半はユーザーの作品であり、それゆえ、雑多でごちゃごちゃでカオスなものが多い。現実世界で型通りにパッケージされている “作品” とはどこか異なり、自分をわくわくさせてくれる何か、同様の仲間を集めて離さない魅力のようなものがあったように思う。 そして、ここ数ヶ月。メディアで実際にそれらを発信している人と話す機会があったり、自身もブログ

    川上量生『ルールを変える思考法』曖昧な“コンテンツ”にこそ価値がある? - ぐるりみち。
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    windscape 2014/08/26
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