【日本国を亡国に向かわせるかのごとき高等教育の貧困と惨状】 【国家理念なき大学政策の弛緩状態と,教育理念なき高等教育の衰退化】 ①「大学入学費用,賢く節約『敷金・礼金ゼロ』狙え 『給付型奨学金』探せ」(『朝日新聞』2015年3月13日朝刊18面「教育」) 国公立大学の合格発表が始まり,春からの大学生活を楽しみに待つ人も多い。親にとっては,子どもにもっともお金がかかる時期でもある。できるだけ安く賢く乗り切る方法を,専門家にアドバイスしてもらった。 補注)出鼻から一言。この「親にとっては,子どもにもっともお金がかかる」という大学進学のための経費は,保護者の年収水準によってその負担感は大きく異なってくる。もちろん年収1千万円以上ある家庭・世帯でも,子どもの大学進学時には大きな負担があるが,ふだんから貯蓄をして備えられているのであれば,それほどたいへんだという程度ではない。 しかし,年収5百万円前
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