自民党は5日、東京都内で党大会を開き、総裁任期を現行の「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長する党則改正を正式に決めた。2018年に連続2期の任期満了を迎える安倍晋三首相(総裁)が3選に向けて立候補できる環境が整った。 党大会では、二階俊博幹事長が党則と総裁公選規程の改正を報告し、了承された。任期延長は高村正彦副総裁がトップを務める党・政治制度改革実行本部が昨年10月に取りまとめた。 国政選挙で勝利することを前提にすれば、安倍首相が来年の総裁選で3選を果たすと、最長で21年9月まで続投が可能になる。その場合、第1次政権を含めた首相の在任期間は約10年、3500日超の歴代最長政権も視野に入る。
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