日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)は24日、大阪市役所で、29日投開票の堺市長選について「大変厳しい。(選挙)争点の設定を誤った」と話し、25日に予定されていた定例会見を中止、堺市長選への応援に緊急参戦することを表明した。 報道各社の情勢調査では、維新公認候補の西林克敏氏(43)が、再選を目指す竹山修身堺市長(63)の後塵(こうじん)を拝している。橋下氏は「都構想の是非が争点になっている。(都構想実現に必要な)住民投票の部分を強調すべきだった。住民投票があれば(住民に)マイナスのことばかりできない。代表としてのミス」と振り返った。 午後には堺市内各地で応援演説。「もっと大阪都構想の中身を知りたければ西林を当選させた上で大阪府、大阪市、堺市でしっかりと協議をしていきましょう。最後に良いか悪いか、住民投票で決めて下さい」と訴えた。 演説を聞いた34歳の主婦は「都になってのメリッ