JR西日本は12年度にも、JR大阪駅構内の1階に約4500平方メートルと西日本最大級の「駅ナカ」施設をオープンする方針を明らかにした。スーパーやコンビニ店、弁当売り場など旅行・通勤客らが日用品を手軽に買える「駅ナカスーパー」を想定しており、百貨店と専門店街で構成する「大阪ステーションシティ」を補完する計画。日用品から高級品まで網羅する商業拠点としての大阪駅を完成させ、収益の安定を図る。 11年3月に閉店した後、空いていた桜橋口(西口)の商業施設「ギャレ」跡地につくる。スーパーやコンビニを中核とした小売店を設けるほか、弁当や総菜、土産物、旅行代理店などを集約する。駅構内にある立地を生かし、外国人を含む観光客や通勤・通学客の利便性を高め、ワンストップで買い物できるようにする。JR西の駅ナカとしては、宝塚駅(約830平方メートル)や、新大阪駅(約440平方メートル)などを大きく上回る最大級の規