世界中に多くのファンがいる小説家・村上春樹の作品が、初めてアニメーション映画化され、来年(2024年)初夏に劇場公開されることが明らかになった。タイトルは、『めくらやなぎと眠る女』。音楽家でアニメーション作家のピエール・フォルデスが、村上の6つの短編(「かえるくん、東京を救う」、「バースデイ・ガール」、「かいつぶり」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「めくらやなぎと、眠る女」)を翻案した作品となる。 【写真】その他の写真を見る フォルデス監督にとって初の長編アニメーションで、自らライブ・アニメーション」と呼ぶ、実写撮影をベースにしたアニメーション制作技法で作られている。村上春樹作品の不思議かつ生々しいリアリティを再現することに挑み、昨年6月のフランス「アヌシー国際アニメーション映画祭」でプレミア上映されると、審査員特別賞を受賞。 今年3月に新しく始まった「新潟国際