インターネットテレビ局の「AbemaTV」で23日に放送された将棋の非公式戦の対局で、史上最年少棋士の藤井聡太四段(14)が羽生善治三冠(46)に勝利した。 対局後、藤井四段は「読みにない手を羽生先生に指されて、対局中は焦りました。何とか勝ちましたが、勝負術が勉強になりました」と話した。 同TVは、藤井四段と佐藤康光九段(47)、深浦康市九段(45)らトップ棋士が七番勝負で対局する特別企画を実施していて、最終戦が羽生三冠戦だった。藤井四段は、若手実力者の永瀬拓矢六段(24)に敗れたものの、7局戦って6勝1敗だった。 藤井四段は昨年12月のデビュー戦以降、公式戦13連勝中だ。