名古屋市南区鳴浜町のスーパー「フレッシュプラザナルハマ」で7日、売上金の中から偽造されたとみられる1万円札2枚が見つかった。愛知県警は、通貨偽造や偽造通貨行使容疑で調べている。 同店によると、偽札は6日の営業時間の午前10時~午後7時半の間に来店した客が支払いに使ったとみられている。 7日午前11時ごろ、店で経理を担当する真田涼子さん(55)が前日の売り上げを計算していたところ、本物よりセピア色がかった1万円札と青みがかった1万円札の2枚を見つけた。すかしを確認すると、すかしが本物の札より薄かったり、全く確認できなかったりしたため同日、店側が偽札として南署に届け出た。 真田さんは「本物と見比べなければ偽物だとは気がつかないと思う。それくらい精巧にできていた」と話した。(浪間新太)