nslookupコマンドは、DNSクライアントの名前解決機能を手動実行するためのコマンドだ。正引き/逆引き、Aレコード/NSレコード/MXレコードなどのレコード種類の絞込み検索や、再帰検索/イテレイティブ検索、DNSサーバの任意切り替え、デバッグの実行など、さまざまなオプションからDNS検索の診断が行える。単にDNS検索を行いたいだけの場合にも、十分な機能を提供するだろう。 書式 nslookup[ -setコマンド・オプション][ ホスト・ドメイン名またはIPアドレス[ -DNSサーバ名]] 一般的なコマンド・ライン・モードのほか、ホスト・ドメイン名やIPアドレスが与えられていない場合には、対話モードで使用できる。対話モードでは、コマンドを指定することで、DNSサーバ切り替えやゾーン情報の参照なども行える。またLinuxでは、ユーザーのホーム・ディレクトリの「.nslookuprc」ファ
Tracertコマンドは自ホストから指定したホストまでの到達経路とその中継時間を表示してくれるコマンドでPingコマンド同様、ICMPプロトコルを利用したネットワークコマンドのひとつです。Tracertコマンドを使用すると、途中でどのようなゲートウェイを経由しているのかを調査することができ、その結果としてネットワーク障害が発生したときなどに、どこで回線障害が発生しているのかを特定しやすくなります。また、ポートスキャンなどの攻撃を受けた際にも、Tracertコマンドを利用することで、攻撃者が一体、どのような経路で自分のコンピュータまで到達したのかをある程度把握することもできるのです(尚、UNIXシステム上ではtracerouteコマンドとして実装されています)。因みに、「無通信状態での自動切断の防止策」でも、Tracertの有用性について説明しているのでこちらも参考にしてください。 ◎Tra
対象OS:Windows 2000 Professional/Windows XP Home Edition/Windows XP Professional/Windows 2000 Server/Windows 2000 Advanced Server/Windows Server 2003 解説 nslookupは、DNSサーバの動作をチェックするために使われる非常に基本的なコマンドである。別稿の「TIPS―nslookupの基本的な使い方(イントラネット編)」では、イントラネット用途におけるnslookupの基本的な使い方について解説した。ここでは、別の使い方としてドメインのMXレコードの取得方法と、その意味について解説する。 ●メール・サーバ情報を定義するMXレコード DNSサーバには、Aレコード(名前→IPアドレスの定義)やPTRレコード(IPアドレス→名前の定義)、NSレコード
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く