5月25日、 2020年、米国で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行により死亡した事件を受けて、人種差別の是正を求める抗議行動が世界中に広がった。写真は2020年6月、ミネアポリスで、フロイドさんの死を追悼するパネルの前に佇む男性(2024年 ロイター/Lucas Jackson) [25日 ロイター] - 2020年、米国で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行により死亡した事件を受けて、人種差別の是正を求める抗議行動が世界中に広がった。このとき、スティバント・クラークさんは微かな希望を抱いていた。 弟のステフォンさんは18年3月、カリフォルニア州サクラメントの祖父母宅の裏庭にいたところを、警察官が発射した20発の弾丸により殺害された。警察はステフォンさんが銃を所持している疑いがあったと主張。だが、実際には携帯電話を持っていただけだったことが判明した。