引き続き、1987年のブラックマンデーを予想したことで有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏のCNBCによるインタビューである。 今回は日本とアメリカが政府債務を解決する方法について語っている部分を紹介したい。 アメリカ大統領選挙と財政赤字 大統領選挙が1週間と少し後に迫り、ハリス氏もトランプ氏も財政赤字をほぼ気にしていないことから、ジョーンズ氏やスタンレー・ドラッケンミラー氏などの投資家はこのままでは米国債の価格が大きく下落すると予想している。 ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは10%を超えて再燃する可能性 ジョーンズ氏はトランプ政権時代の減税を延長せず期限切れにするべきだ(そうでなければ米国債は大幅下落する)と主張するが、仮にそれを行なってもアメリカの財政は黒字にはならない。 金利上