こういう絵を見たことないだろうか。チャットの投稿に対して、スタンプみたいなものが押されている。 これは、チャットツール「slack」のカスタム絵文字という機能だ。書き込みに対してリアクションを押せるのだが、その画像を自分で作れるのである。そのため社内には多様な絵文字があって、この間とある発言に同意すべく「あり」を押そうとしたら、 選択肢が多すぎる。なんだこれ? 代わりに「わかる」と押そうとしたら、 めちゃくちゃあるな。 その状況に、ふと疑問を抱いた。 「ありありのあり」と「ありのありあり」は、どっちがありなの? 「わかりマンボ」と「ワカリマクリスティ」はどっちがわかってるの?整理心がくすぐられて、曖昧な絵文字たちに全て序列をつけようとした。しかしその作業は難航を極め、一人では収拾がつかない。もっと人手が必要だ。 こうして物事のあり/なし、わかる/わからないに強い関心を持った者たちが集って、