13日午前6時55分頃、北海道帯広市西16南1の帯広川河川敷で同市の専門学校生の少年(19)が倒れているのを散歩中の男性(61)が見つけ、110番した。 少年は病院に搬送されたが全身にやけどを負い、約3時間後に死亡が確認された。 道警帯広署の発表によると、現場には灯油をまいて火をつけた痕跡があり、容器も見つかった。男性が発見した時、火は消えていたが、少年は男性に「自分で灯油をかぶった」などと話して助けを求めたという。 少年は家族と帯広市内の実家で暮らしており、12日には成人式に出席していたとみられる。少年は今春、専門学校を卒業予定で、就職先も決まっていたという。同署は自殺、事件の両面から詳しく調べている。