MURAMASAを見たときは、かなりショッキングでした。これほど薄く作れるのかと思ったものです。ですが、薄さと引きかえに低性能と高価格になりました。Dynabookの開発者の記事で、薄くすると使用できる部品が限られるため高価格すると書いてあった気がします(昔の記憶で確証はちょっと低い)。 また、当時の薄型に入れることが出来るHDDは低性能(低回転)でもありました。ストレージの性能はOSやアプリの起動に反映されるため、より遅く感じたのではないでしょうか。 このため、薄さ(見た目)を捨てて軽さ(実利)を取ったLet's Noteシリーズは、成功を収めました(頑丈さも選択したため、薄さを選択できなかったとも言えます)。 これらは薄さと軽さは、価格と性能が相反していました。このため、初期の薄型ノートPCの系譜はここで途切れます。薄型に邁進していたシャープがPCへの意欲が減退したものもあると思います
![薄型ノートPCの将来:少しでもパラノイアになってみる:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7367899af45bf4347c36a68350fe59a0650b13f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-131-100x100.png)