京王電鉄は5月8日、京王グループの中期経営計画を策定したと発表した。計画期間は本年度から2017年度までの3カ年。「有料座席列車」の導入などを検討する。 発表によると、東京オリンピックが開催される2020年以降、東京都が本格的な人口減少期に入り「将来の事業環境の変化に対する不透明感はいまだ払拭されていません」としつつ、京王線笹塚~仙川間の連続立体交差事業(連立事業)など「収支に大きな影響を与える案件」も控えている。これを受けて京王グループは2020年までの6年を3年ずつに区切り、前半の3カ年に対する中期経営計画をまとめた。 今回の中期経営計画における支出は、3カ年の総額で2195億円を計画。このうち鉄道事業には本年度に215億円、2016年度に301億円、2017年度に285億円を投じる。笹塚~仙川間の連続立体交差事業には3カ年で344億円を投じる。このほか、「有料座席列車」の導入の検討な
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