JR西日本が、10月31日に289系電車を投入することを発表した。現在運転中の381系電車は10月30日に運転終了となる(JR西日本ニュースリリース、紀伊民報の記事)。 北陸新幹線開業に伴う289系の投入は決まっていたが、運転開始日は未定だった(過去記事)。国鉄時代の1973年から1982年にかけて設計製造された、初の「振子式」特急形381系車両は「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」の一部編成で用いられているが、これが289系にすべて置き換えられ、JR西日本は全編成が快適性重視の新形式車両になるという。 なお特急「くろしお」が走る和歌山支社によると、今秋の車両入れ替えを見込んで春のダイヤ改正で運転時間を調整済みだという。また他路線の特急に転用される一部車両を除いてすべて廃車されるため、381系車両引退イベントも計画しているとのこと。 最近国鉄24系25型客車で編成された「北斗