ブックマーク / gendai.media (4)

  • 「“正しい日本語”というのは幻想だ」…国語辞典のレジェンド編集者がそう言い切る、意外な理由(木下 千寿) @gendai_biz

    元小学館辞書編集部編集長の神永曉(かみながさとる)さんは、日最大級の国語辞典『日国語大辞典 第二版』をはじめさまざまな辞書の編集に携わること、37年。その経験を活かして『悩ましい国語辞典』『辞書編集者が選ぶ 美しい日語』などの著書を執筆、日語の魅力を多くの人々に伝えている。日頃、何気なく使っているさまざまなことばについて、また辞書や図鑑といった書物について、神永さんと共に見つめ直してみたい。 辞書とはことばの変遷を切り取り、記していく書物 今では読者から“国語辞典のレジェンド”と称される神永さんだが、辞典編集の職に就いたばかりのころは、仕事がイヤでイヤで仕方なかったと笑う。 「もともとは文芸書を作りたくて出版社への就職を目指していたのですが、思うようにいかず、小学館の関連会社で辞典や教科書を作っている尚学図書に入社。 自分の意志はまったく関係なく(笑)、人事で『日国語大辞典』の編

    「“正しい日本語”というのは幻想だ」…国語辞典のレジェンド編集者がそう言い切る、意外な理由(木下 千寿) @gendai_biz
  • 「親ガチャ」という言葉が、現代の若者に刺さりまくった「本質的な理由」(土井 隆義) @gendai_biz

    不満感から不安感へ 親ガチャという言葉が示唆するように、今日の日社会では経済格差の固定化が進みつつある。しかしその一方で、とくに若年層を中心に生活満足度や幸福感は高まっている。矛盾しているかのように見えるこの二つの現象の裏には、日社会がすでに山登りの時代を終え、いまや高原化しているという実情がある。経済格差の固定化もその帰結の一つであるし、期待値が低下してきた理由の一端もここにある。 しかし、近年の満足感の高さの背後にあるのは、このような成長率の変化だけではない。そこには人間関係の変化もある。そびえ立つ山を見上げながら登っていた時代には、明確な理想や目標を掲げやすかったが、高原を歩くようになった現在では、ただ闇雲に進んで行けるような行先を措定しづらい。それが人間関係のあり方に変化をもたらしているのである。 明確な目標を掲げ、その頂上へ向かってひたすら山を登っている最中には、一緒に歩んで

    「親ガチャ」という言葉が、現代の若者に刺さりまくった「本質的な理由」(土井 隆義) @gendai_biz
  • 「アトピーだ、文句あっか」河野大臣の発言を8万人以上が支持した理由(若尾 淳子)

    アトピー持ちのプチストレス アトピー持ちのQOLは、普通の人が想像する以上に低い。 肌状態が悪化する原因は、当に人様々で個人差が大きい。それぞれに「NG」なものがあって「来ならしなくてもいい」選別作業や余計なひと手間が必要になる。 ここに書くのはあくまで私の場合の症状で、すべての人に当てはまるわけではないが、いくつかあげてみよう。 私はとくに米類に強いアレルギーがあるため、ご飯をべるのは2日に1回、お茶碗半分までと決めているし、スナック菓子ひとつ買うときもNG品が入っていないか、成分表示をいちいち確かめなくてはならない。 肌触りがゴワゴワしている素材の服は、直接肌に当たるとかゆくなることが多い。去年は「あったか下」というネーミングに惹かれて、うっかり毛羽立つ糸を使ったウール混の下を履いたら、下型に足が真っ赤になった。首の後ろや脇部分に縫い付けられている下着やTシャツの小さなタ

    「アトピーだ、文句あっか」河野大臣の発言を8万人以上が支持した理由(若尾 淳子)
    wordart
    wordart 2020/11/10
    この記事の本筋とは関係ないのですけど、Twitterでの「いいね」の数を「支持した」に読みかえるのはそれでいいんかい、という気がしますね。
  • 見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)

    「ここ、連れ込み宿でしょ?」 ある日の夜、いつものように近所のカフェで原稿を書いていると、突然、バン、と大きな音を立てて扉が開き、 「何、ここ、どういう場所?」 金髪の大柄な男が、ビールを片手になだれ込んできた。 「ここ、あれでしょ?連れ込み宿でしょ?」 ゲストハウスの一階にあるそのカフェは、外国人旅行客と地元の常連が入り混じり非常に和やかな雰囲気だった。 私は眠れない時や締め切り間際、家から徒歩数分のそのカフェに出かけて行き、深夜まで原稿を書くことが多かった。 「あ、わかった、ここラブホでしょ? この場にいる人たち、これから全員パコるわけだ」 それまで流れていた静かな空気とはまるで不釣り合いな大声に、驚いて皆、顔を上げた。 男は酔っているらしく、足元がおぼつかない。 片手に持ったハイネケンのビンが、ふらふらと空中をさまよっている。 「デリヘル呼んでも良い? そういう宿なんでしょ? それと

    見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)
    wordart
    wordart 2019/01/19
    辛い体験に寄り添いたい一方、「完璧な正解の行動」を取れなかった(と思われる)店員や周囲の人間を過剰に責めたくない気持ちも湧く…… 未熟さを責めるより成長をめざしたいが、そんな反応も絶望の呼び水なのだろ
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