7月1日~8月31日の2カ月間、再販指定を外し、書店が割引率や販売価格を決め、販売促進を図る企画「戦争とは何か 読者謝恩価格フェア」を実施する。書店の参加は申込制。条件は4カ月長期委託。また、期間内の実売に対し、本体価格の20%を販売報奨で支払う。通常の取次ルートで商品流通させるため、書店マージンと報奨の合計で40%以上の利幅が確保され、その範囲内で割引率を設定できる。 Aセット(30点・108冊/24万円)、Bセット(15点・45冊/7万5600円)、Cセット(14点・60冊/6万8100円)の3セットを用意し、大型店から中小書店まで幅広い参加を促す。価格表示部分の上に空欄がある剥離シールを貼付し、価格を書き込めるようにする。フェア終了後、シールを剥がして定価販売に戻すこともできる。